【鹿嶋初】鹿島神宮でプロジェクションマッピング|日本博in鹿嶋〜バレンタインシンフォニー(鹿嶋市)

昨年から県内で『プロジェクションマッピング』(以下PM)の言葉を耳にすることが増えました。どんなものかご存知でしょうか。

簡単に説明すると、建物などに映像を映し出す技術なんですが、近年ではその映像を動かしたり音楽を交えた演出をするんです。

県内で特に印象的だったのは、県立歴史館で旧水海道小学校の校舎を舞台にしたときでしょうか。評判よかったですね。

この記事では2020年2月に鹿島神宮で開催されたPMのようすをご紹介します。日本博in鹿嶋〜バレンタインシンフォニーの企画の一部です。

日本博in鹿嶋とは

nihonhaku_kashima

常陸国の一宮・鹿島神宮でプロジェクションマッピングがあったのは以下のイベントです。

2020年の開催概要

  • 名称→日本博in鹿嶋〜バレンタインシンフォニー
  • 日程→2020年2月14日(金)・15日(土)
  • 時間→各企画により
  • 場所→鹿島神宮(茨城県鹿嶋市宮中2306-1)
  • 参考サイト→>Locoty

日本博は文化庁の事業で『日本の美』を国内外にアピールするために開かれます。2020年はオリンピック・パラリンピックイヤーということで鹿嶋以外でも開催されるそう。

PMはチラシにも大きくありますからメイン企画なのでしょう。バレンタインデーには相川七瀬さんが出演されたんですね。その日に行けた方がうらやましい!

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今回のPMは鹿島神宮のご祭神である武甕槌大神を中心とする神話をもとにしています。古事記をご存じの方はピンとくる箇所が多いと思います♪
参考 「日本博」について(PDF)文化庁

当日の会場

PMは2日間開催されました。わたしは平日の金曜日に行けなかったので翌日の土曜日へ。あえて情報をシャットアウトして期待に胸を膨らませて行きました!

どんよりした天気でウィルスの件もあったので色々心配ましたが、ひとまず無事に開催されホッとしました。

PMは夜からなので昼間境内にいた方は普段通りといった感じ。状況を考えればぜんぜん良かったですけど。

鹿島神宮の楼門

鹿島神宮の楼門

舞台となる楼門はイベント開始前に封鎖されて向かって右が入場口、左が出口となっていました。30分おきに映写されるので、そのたびに人が入れ替わる仕組みです。

マッピングの準備中

マッピングの準備中

機械の準備も着々と進められていました。素人なので「ボタン押すだけじゃないのー」なんて思いましたが、楼門の形に合わせて写すんですから簡単じゃないですよね。。

鹿島神宮の拝殿

鹿島神宮の拝殿

まずは参拝をして御朱印をいただきました。和御魂と荒御魂と記載が増えたんですね。この関係は香取の神かと思っていたのでちょっと驚きました。

伝統芸能

伝統芸能

伝統芸能

土曜日は祈祷殿前のステージで伝統芸能が披露されていました。席はほとんど埋まっていたのでなによりです。

チラシの内容と少し違っていたでしょうか。会場で掲示されていた催しは以下です。

  • はさきあばれ太鼓
  • 来宮神社 鹿島踊り
  • 櫻鈴芸座連
  • 磯節道場
  • 吉里吉里鹿子踊り

わたしは神幸祭で見た『はさきあばれ太鼓』を今回も見たかったのですが。。午後の部のスタート時間が微妙に変更されており間に合わず。無念。

磯節道場

磯節道場

磯節道場の子どもたちがとても可愛らしかったのが印象的ですが、大人の踊りや笛・太鼓も大変よいものでした。特に歌声がいいですね。

吉里吉里鹿子踊り

吉里吉里鹿子踊り

もっともインパクトがあったのは、古里古里鹿子きりきりしし踊りです。岩手県の天照御祖神社に伝わる踊りで、ふだんは先祖供養のみたま祭りなどで奉納されるそうです。

踊りに大きな鹿が登場するのがユニークです。350年ほど前に千葉から伝えられたと踊りだといいますから、鹿嶋も関係あるのかなぁ。。

女性剣士と鹿の格闘

女性剣士と鹿の格闘

鹿は楽しく遊んだり人間に騙されて怒ったり、さらに一匹の雌鹿を雄が奪い合うようなシーンもあるんです。衣装も動きもド派手、バッサバッサと鹿の毛が舞ってましたね。それを女性らしき剣士が鎮めるのがとてもかっこいい!

人間が立てたカカシに騙されて『激おこ』なシーンも楽しく拝見しました。披露されたのは全体のほんの一部だそうなので今度は別のシーンもぜひ。

参考 吉里吉里鹿子踊無形文化遺産情報ネットワーク

プロジェクションマッピング

夜の楼門

夜の楼門

午後5時30分を過ぎると会場に続々と集まってきました。外国の方もいらっしゃっていますね。さすが日本博。

そういえば、研ナオコさんのコンサート以外はすべて無料なんですよね。それを考えると来ないと損かも。

なんとか正面のあたりに陣取ることに成功。マッピングが一番キレイに見えるのは映写機の近くです。複数箇所から映し出すなら違うんでしょうけどね。

45分頃になるとholy monster登場。チラシが独特のフォントで読めなかったのですが、やっと読み方の正解わかりました。

美しい歌声とやたら慣れたMCで会場をほぐしたあと、いよいよマッピングのスタートです!「写真じゃよくわからん!」というご意見がたくさん寄せられるかと思ったので映像でご紹介します。

今回、映像制作をされたgoing46から投稿されたものなので、非常に鮮明でグッドポイントから撮影されています!

すごく美しいですよね!わたしはこれまでにない日本神話の演出なのでとても楽しめました。物語を伝えるための作品とは違うのでちょっと難しくも感じるんですけどね。

映像の解説はTwitterとFacebookで公開されておりますのでまとめておきます。あれこれ考えた後に読むとより楽しめますよ!

今後のPMの予定(県内)につきましては以下のSNSをチェックしておくといいと思います!

『武甕槌大神』の神話ってなに?

マッピング会場

マッピング会場

さて、映像は鹿島神宮のご祭神である武甕槌大神を中心とした神話が元になっているのですが、そもそもその神話をご存知でしょうか。神話(古事記)で武甕槌大神が活躍するシーンといえば2つです。

1つ目は『国譲り』。2つ目は『神武東征』です。ここでは詳細をご紹介できませんが、武甕槌大神は最強の神にも関わらず、どちらも力任せに解決しませんでした。

『国譲り』は力に訴えた建御名方命をねじ伏せることはありましたが基本的に話し合いです。『神武東征』は自らの剣(布都御魂)を磐余彦いわれびこ尊(後の神武天皇)に渡すに留まりました。

なぜ、自分の思うようにできるのにしなかったのか。この辺りが日本人らしさだったりします。この機会に古事記などを読んで考えてみる方が増えたらいいですね〜

神話はとっつきにくいですが、知れば一生役に立つ知識です。日本で生活するなら至るところに神社があるわけですから。

神話を読むコツは「わからないところを読み飛ばす」と「名前などの固有名詞を覚えようとしない」こと。大切な名前は何度も出てくるから自然と覚えます。それより物語を楽しみましょう♪

もし試しに読んでみたいということであれば、竹田恒泰さんの本がいいかと思います。現代訳のわかりやすさと読み飛ばし方が絶妙です!

まとめ

この記事のまとめ

  • 『日本博』は日本の美を国内外に発信するための文化庁の事業
  • 茨城では鹿島神宮が会場となった
  • プロジェクションマッピングは神話の新しい演出として好評だった

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