【潮来あじさいの杜】見頃と限定御朱印をご紹介|潮来市【二本松寺】

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wata

ども!いばらき観光マイスターのwata(@wata_ibamemo)です!

5月下旬〜7月上旬は潮来市のシーズン。可憐なあやめを楽しんだら凛々しいあじさいへ。

潮来市の二本松寺にほんまつじあじさいの杜は茨城でもっとも多くの種類のあじさいを楽しめる名所。あやめ園から車で15分ほど離れた場所にあります。

この記事では茨城有数のあじさいスポット・あじさいの杜をご紹介します。有料だからこそ味わえる絶景です。シーズンになりましたら、ぜひ足を運んでみてください♪

この記事でわかること

  • あじさいの見頃は見頃は6中旬(早咲き)〜7月上旬(遅咲き)
  • 二本松寺の由緒
  • 限定御朱印のいただき方
二本松寺の見事なあじさい
二本松寺の見事なあじさい

あじさいの杜があるのは潮来市の堀之内。二本松寺の境内の一部です。あじさいスポットとしては珍しく有料ですが、それでもたくさんの観光客が訪れます。

二本松寺のあじさいは亡くなった方の供養のために植えられました(参考:潮来市地域おこし協力隊)。それが次第に数を増やし、いまでは潮来市を活性化をさせる重要なスポットになっています。

入れるのは朝の9時から夕方の5時まで。週末の駐車場は朝10時頃から埋まり始めますが、とても広いのでお昼ごろでも大丈夫。

見頃は6中旬(早咲き)〜7月上旬(遅咲き)。例年だと6月下旬がオススメですが、お寺のX(旧Twitter)によると2020年は中旬が見頃になりそうとのことです♪

駐車場

あじさいの杜および二本松寺の駐車場は本堂の南西側です。

あじさいまつり期間中にあじさいの杜を通らずに本堂でお参りする場合は地図のようにお進みください。

あじさいの杜入口
あじさいの杜入口

あじさいの杜の入口は駐車場から道路を挟んで向かい側にあります。看板が出ますのでおそらく迷うことはありません。

入山参拝券は400円(以前は300円)。中学生以下なら無料です。チケットと丁寧に手作りされたパンフレットをゲットしたら、いよいよあじさいとご対面です。

入口で杖をお借りできます。あじさいの杜は勾配がありますのでお役立てください。

田舎道とあじさい

田園とあじさい
田園とあじさい

入山すると少しだけ田んぼ道を歩きます。青々とした水田とあじさいの両方を楽しめるのは潮来市だけなんです。美しい〜♪

傾斜のあじさい
傾斜のあじさい

わたしと同じようにカメラを持った方がたくさんいました。みなさんはどんな写真を撮っていたのでしょうか。

わたしはハッキリしたものが好みですが、ふんわりとしたものも素敵ですよね。被写体は文句なしですから、カメラマンの腕が試されます♪

てまりてまり
てまりてまり

斜面にあじさいが広がっています。高さは5,6mはありそう。木の枝に咲く梅や桜。水辺に咲くあやめ。あじさいはそれらと違った美しさですね。ワイルドさも感じます。

あじさいの杜

あじさいの杜
あじさいの杜

たくさんのあじさいに囲まれた道を歩けます。あじさいの杜は40,000㎡の敷地に100種類、10,000株のあじさいがあります。種類、株数ともに茨城有数です♪

二本松寺のあじさいの杜
二本松寺のあじさいの杜

あじさいはひとつひとつが立派。目の当たりにすると感動しますよ。色に統一感があって季節を感じますね。とても風流です♪

6月は暑くない日が多いです。曇り空でもあじさいはキレイなので、少々お天気が悪くてもめげずに足を運んでください。気持ちのよい時間を過ごせますよ。

さまざまな虫がいます。安心して鑑賞するためにも虫よけの準備をおすすめします

可愛らしいお地蔵様とあじさい
可愛らしいお地蔵様とあじさい

この可愛らしいわらべ地蔵は『杜太郎』といいます。あじさいの杜のマスコットのような存在です。

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あじさいは種類や地域によって咲き具合が多少違います。あじさいの杜にかぎらず、見頃を知りたければ事前に問い合わせしましょう

境内

和菓子と抹茶
和菓子と抹茶

境内では土日限定で和菓子と抹茶が提供されていました。あじさいを楽しんだ後にくつろいでもらおうというわけですね。

他にもお菓子やお土産品の販売など、あじさいまつり限定のサービスがいくつも。鹿島セントラルホテルの提供する料理はスペシャルなのでお見逃し無く〜!

水戸黄門お手植えの槇
水戸黄門お手植えの槇

本堂の植物もとても美しいです。ゆりと潮来市指定の天然記念物まきです。

槇は水戸黄門(光圀)が元禄4年(1691年)にお手植えしました。本堂を改築したときの記念です。高さが13mもあります。境内の菩提樹も12mありますから、あじさい以外にも見どころたくさんといった感じです。

羽黒山 覚城院 二本松寺

ここで二本松寺についても振り返っておきましょう。

二本松寺は天長元年(824年)に慈覚大師・円仁によって潮来市茂木に開山されたといわれます。建久2年(1191年)に当時の領主・嶋崎氏が築城の際に京都の比叡山を見本とし二本松を鬼門にあたる現在地に移しました。

嶋崎氏の祈願寺として栄え、氏が滅びた後も佐竹氏、水戸徳川家から信仰を集め、末寺を増やして隆盛を極めました。

ご本尊は水戸黄門より寄進を受けた秘仏薬師如来は運慶の作と伝わります。鎌倉時代後期の作といいますから700年くらいの歴史。茨城県の文化財に指定されています。

本堂

本堂
本堂

本堂です。移転開山800年を記念して平成3年(1991年)に落成しました。

ここにもあじさいの飾り付けがありますね。境内には休憩スペースやライブ席、野点傘などが用意されていて、くつろげるようになっていました。あじさいの杜を周ると40分ほどかかりますから、ありがたいことです。

本堂向かって左手にはおみくじの創始者とされる元三厄除大師の石碑が!大師をお祀する当寺では厄除けのシール(御札ではない)なども頒布しておりますのでぜひチェックしてみてください!

御朱印

二本松寺の御朱印(あじさいまつり限定)
二本松寺の御朱印(あじさいまつり限定)

二本松寺の御朱印です。こちらはあじさいまつり期間中の限定なので本堂右手の受付所でいただいてください。ふだんは左手の庫裏で頒布しています。

限定御朱印は毎年、墨の色が変わっていまして2019年は水色。その前はピンク、金色だったかと思います。その他、コロナ収束祈願の御朱印なども頒布するときがあります。SNSをチェックしておきましょう!

通常の黒墨の御朱印もいただけます

アクセス

名称羽黒山 覚城院 二本松寺(境内にあじさいの杜)
住所茨城県潮来市堀之内1230
駐車場あり(無料)
普通車120台
Webサイト公式サイト
Facebookページ
X

まとめ

・二本松寺は9世紀に慈覚大師・円仁によって開山

・「あじさいの杜」の見頃は6中旬(早咲き)〜7月上旬(遅咲き)

・御朱印あり。あじさいまつり期間は限定も頒布

参考文献

茨城の寺(二)|著:今瀬文也