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当記事で紹介しているハスの群生は2020年7月の時点で消失しました。詳しい内容は別記事にまとめましたのでご覧ください。
土浦の隠れたフォトスポットを発見しました!8月になったら宍塚大池に足を運んでみてください。たくさんのハス(蓮)が開花しています♪
以前、大蛇の伝説をご紹介した池です。保護された環境なので、植物の生育には適していると思いましたが。。驚きの状況となっていました。
この記事では土浦市の宍塚大池のハスをご紹介します。池全体に咲くハスをご覧になりたい方はぜひお読みください!
宍塚大池とは
宍塚大池は土浦市の宍塚に位置する江戸時代につくられたため池です。自然保護されていますので、多くの動植物が生息しており、釣りや散策を楽しむ方がたくさんいます。
今回、ご紹介するのは池に咲いたハスです。ハスは8月上旬頃に見頃を迎えます。わたしが池に足を運んだのは8月15日ですが、数が多いせいか多少見頃をずれても楽しめました。
ご覧になりたい方はたくさんいらっしゃると思いますが、アクセスはよくありません。以下にご紹介しますのでご参考にしてください。
行き方
ハスを見るために現地に行く方法は大きく3通りです。
車で行く場合、池の目の前に停められますが、それまで非常に細い道路となります。宍塚のミニストップの向かいの細い道路を道なりにお進みください。
軽自動車でなければ脱輪などの危険を伴いますので注意してください。上の写真がその道です。
また、対向車とのすれ違いが困難です。池には釣り人がいますので対向車の可能性は充分にあると考えてください。
徒歩の場合は、上高津貝塚ふるさと歴史の広場(住所:茨城県土浦市上高津1843)に駐車してから、北方向に10分ほど歩けばたどり着けると思います。
駅からお越しの場合は、JR土浦駅 西口6番乗り場からJRバス関東「イオンモール土浦」行きに乗り(10分)、そこから上高津貝塚ふるさと歴史の広場まで歩き(20分)、さらに10分ほど歩きます。
参考
交通のご案内(上高津貝塚ふるさと歴史の広場)土浦市公式
ハス群
池が見えた瞬間に驚きました。まさかこんなに咲いているとは。。ほとんど池全体がハスで覆われています。
これだけあるので開花はまちまちですが、もし行くのであれば早い時間がよいと思います。フォトサイトのstdio9から引用します。
蓮(ハス)は7〜8月にかけて咲く夏の花で、インド原産の多年生水生植物。
地下茎から茎を伸ばして水面で葉を出し、鮮やかなピンクや白色の花を咲かせます。 花の命は短く、3〜4日ほどで散ってしまいます。花が咲くのは早朝で、7時〜9時頃に満開となり、午後には閉じていきます。
蓮の名前の由来は、花の中心部にできる花托(かたく)の形が蜂の巣に似ていることから「はちす」→「はす」と呼ばれるようになったようです。
可憐で幻想的なハスの花を撮ろう/蓮(ハス)の花を撮ってみよう!周りとちょっと差がつく印象的な撮り方のポイント!
写真の撮り方も大変参考になりますので、ぜひ引用元の記事もご覧ください。
写真は朝8時頃に撮ったものです。太陽は昇っていますが、まだ池にお越しになる方は少ないのでオススメの時間帯です♪
美しい景観ですが、楽しんでばかりもいられないことがあります。『NEWSつくば』が報じているように、池の生態系に影響を与えています。
ハスが池全体を覆っているため、水中の植物に太陽が届かず光合成をできずにいます。そのため、酸欠になった魚が水中に浮かんできているんです。残念ながら、わたしが池を訪れたときにも。。
前日にボランティアの方々がハスの刈り取りをしていましたので、そうした魚も処理していたと思うのですが。。
重機を持ち込めない場所ですから、れんこん農家が使用する水圧をかける機械を使用しないといけないかもしれませんね。
生態系の維持が最優先のため、この景観はそう何年も続かないと思いますが。。すでに咲いてしまっているので、なんらかの方法で人々の役に立てられるといいですよね。
来年の8月になりましたら宍塚大池のことを思い出してお出かけしてみてください。周辺にも自然が溢れていて楽しく散策ができると思います。
アクセス
名称 | 宍塚大池 |
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住所 | 茨城県土浦市宍塚729 |
駐車場 | なし |
Webサイト | 認定NPO法人 宍塚の自然と歴史の会 |
まとめ
宍塚大池のハスの見頃は8月上旬。
開花する時間は朝7〜9時頃まで。午後に閉じていきます。
生態系に影響を与えるほど育っておりますので、今後は処理されていまう可能性が高いです。
ただ、それまでは楽しめますので、自然保護に意識を向けつつ、ハスを楽しんでいただければと思います。
記事は筆者の主観が多分に含まれております。
誤解や情報が古くなっている場合があることをご了承ください。