wata
ついにろ舟を体験してきました!風流でよかったです!
名前は知っていても実際に乗ったことある方は少ないのではないでしょうか。潮来市の水郷潮来あやめまつりの期間中、前川を渡れる舟です。
この記事では水郷あやめまつりのろ舟についてご紹介します。津軽河岸あと広場からも乗れるのでぜひ覚えておいてください!
ろ舟とは
ろ舟は櫓を使った手漕ぎの舟のこと。櫓はヘラのような水を掻く道具です。
潮来市の水郷潮来あやめ園では例年あやめまつりの季節になると有志の方々が船頭となって観光客を乗せています。
これまではあやめ園からのみでしたが、2019年は近くにオープンした津軽河岸あと広場からも乗れます。
時間によっては嫁入り舟を水上から楽しむことができます。嫁入り舟は多くの観光客が集まる企画ですが、ろ舟からだと遮るものがなにもありませんのでじっくり見れますよ!
津軽河岸あと広場
あやめまつりの名物 嫁入り舟をろ舟から見ようと津軽河岸あと広場へ。
嫁入り舟は午後2時予定。ろ舟の出発は午後1時30分頃です。ギリギリだと乗員オーバーで乗れない可能性がありますので、先に乗り場付近のスタッフに声をかけてチケット(1,000円/人)をゲットしておきました。
午後1時頃に広場へ到着。いたのはほとんど関係者ですね。広場には無料の駐車場があるのですが、スタンプラリーの会場にもなっているのでけっこう使われていました。。
ちなみにあやめ園から広場まで歩いて10分ほどです。
この広場は2019年5月25日にオープンしたばかりです。江戸時代、津軽藩は年貢(お米)などを船を使って江戸に納めていました。広場は津軽藩の物流の拠点を再現したんです。
建物の中はまだなにも入っていなかったので今後に期待。テナントがないと成功しようがないので、事業はちょっと前のめりだったかな?
広場でフォーの出張販売を見つけました!道の駅いたこからいらっしゃったそうです。
おや、以前食べたときと違う。。鶏肉と鶏スープを使った鶏フォーですと!なかなかいけます。
パクチー入れ放題。じつは香りはあまり得意じゃないのですが、味は好きなんですよね〜。平たくて柔らかめの麺、ほっとするやさしい味のスープ。美味ですよ♪
そうこうしているうちに花嫁たちが到着。徐々に人も集まってきました。
磯山邸
花嫁と花婿は磯山邸で記念撮影をしてから広場の人力車に乗ってあやめ園に向かいます。大体は嫁入りの30分前に出発です。
ご家族・ご友人が中心ですが、特に関係がなくても見ることができますよ。
磯山邸は大変きれいな建物ですが、明治時代に建てられた豪商のお家。潮来を代表する古民家です。
昔ながらの日本家屋から伝統的な舟で嫁入りをする。なんとも風流ですよね。
期間中、磯山邸は開放されており観光することができます。邸内をガイドしていただけますので一度は足を運んでみてはいかがでしょう。
磯山邸で撮影、広場から人力車であやめ園という流れにつきましては、地域おこし協力隊の佐藤あやきさんがブログにしています。ぜひご覧ください!
津軽河岸あと広場と磯山邸はスタンプラリーのスポットにもなっていました。
ろ舟で前川へ
午後2時になりましたので、広場からろ舟に乗り込みました。定員は8名程度だったかと思います。
乗り場と舟は段差がありますのでちょっぴりドキドキ。落ちたお客さんの話は聞きませんが、新米の船頭さんはたまに。。大丈夫です!安心してください!
わたしは船の前方に座ることができました。お写真はどこからでもいい感じに撮影できると思います♪
ぎっちらぎっちら揺られながら、ゆっくりと前川を流れていきます。。
舟は漕ぐ方によってずいぶんスピードが変わるのだとか。女性の船頭さんでも上手な方は早いそう。
ろは腕じゃなくて、体全身を使って動かします。体重をうまく利用することで負担なく漕げるとのこと。腕力のある男性でも力任せだと一日持たないというから面白いです!
wata
津軽河岸あと広場から少し南下してあやめ園の乗り場を超えた辺りで停車。ここから嫁入り舟を見るんです。
前方に遮るものがないベストポジション!舟は岸に固定されますので意外と安定しています。三脚もイケるかな?
会場アナウンスで花嫁の紹介がされると祝福の声の中、花嫁とご両親を載せた舟が渡っていきました。近くにきたらろ舟のみなさんも拍手でお迎え。
このあと花嫁たちは花婿の待つWaiWaiファンタジアへ。記念撮影などを済ませたら磯山邸へと帰っていきます。
わたしがろ舟に乗っていた時間は30分ほどでしょうか。移動距離は長くありませんが、とても充実した時間でした。
嫁入り舟を水上から見れる機会は限られていますので、ぜひ狙ってみてくださいね。
アクセス
名称 | 津軽河岸あと広場 |
---|---|
住所 | 茨城県潮来市潮来591-1 |
駐車場 | あり |
まとめ
水郷潮来あやめまつりではろ舟に乗ることができます。
2019年にオープンした津軽河岸あと広場から乗れば嫁入り舟を水上から楽しむことができます。
記事は筆者の主観が多分に含まれております。
誤解や情報が古くなっている場合があることをご了承ください。