MENU
 

wata

いばらき観光マイスター。どこよりも楽しい『いばらきブログ』を追求中。あらゆるご当地ネタを集めて遊んでいます。観光地/おまつり/神社仏閣/グルメネタがメインです。愛用のカメラはPentax K-5Ⅱ。 情報提供やブログの不具合は「お問い合わせ」かTwitterからお願い致します。

あんばさまを祀る大杉神社〜日本唯一の夢むすび神社(稲敷市)

この記事でわかること
  • 大杉神社の由緒
  • ”あんばさま”について
  • ”トイレの神様”について
  • 御朱印

歴史ある神社なのにド派手。。ズバリ稲敷市の大杉神社のことです!

日本各地にある大杉神社の総本営。茨城の県南地域でも有数の神社です。見た目もさることながら、どんな願いも叶ってしまうスゴイご利益付き。ユニークな神社なので若い参拝者もたくさん。競馬とゆかりが深いことも面白い。ネタが豊富すぎる。。

この記事では大杉神社と境内の注目スポットをご紹介します。少しでも興味が湧いたら訪ねてみてください。決して退屈させません♪

大杉神社とは

大杉神社は稲敷市の阿波あばにあります。

お祀りしているあんば様は、かつての地名”アンバ”に由来するそう。アンバは現在の茨城県南部から千葉県中央部のあたりまで。常陸国風土記にも安婆嶋あんばさまとして登場するので、かなりの歴史があります。

あんば様とは別に以下の御祭神をお祀りしています。

大杉神社の御祭神
  1. 倭大物主櫛甕玉大神やまとのおおものぬしくしみかたまのおおかみ
  2. 大己貴大神おおなむちのおおかみ
  3. 小彦名大神すくなひこなのおおかみ

ご祭神はあんば様?それとも三神?少しわかりにくいですが、以下のような関係です。

西暦767年(神護景雲元年)、アンバの地に疫病が流行り多くの人々が苦しんでいました。そこで旅の僧侶(勝道上人)があんば様の宿る巨杉に願ったところ、三輪山から神々がやってきて人々を病気から救いました。以来、あんば様と三神を祀るようになり、それが大杉神社のはじまりといわれます。

あんば様は遠い昔からいる土地の神様。人々が困ったときに別の神様を呼んで人々を救ったということだと思います。

余談ですが、あんば様の眷属は天狗です。『あんば』を漢字に変換すると『鞍馬』が出てくるのですが。。鞍馬くらま天狗なんてのもいますよね。なにか関係があるのでしょうか。

MEMO
あんば様は御神木の巨大な杉に宿っているとされることから大杉大明神とも呼ばれています

駐車場

大杉神社の駐車場

大杉神社の駐車場

神社の駐車場は社殿の裏手。かなり広いので初詣でなければ問題なく駐車できます。一の鳥居からお参りしたい場合は、写真の左手の方からぐるりと回り込んでください。

一の鳥居・二の鳥居

一の鳥居とねがい天狗、かなえ天狗

一の鳥居とねがい天狗、かなえ天狗

二の鳥居

二の鳥居

一の鳥居二の鳥居。いずれも立派です♪一の鳥居の左右には2体の天狗。左がねがい天狗、右がかない天狗です。大杉神社は夢叶え神社ともいわれるたくさんの願いがあつまる場所。天狗も神通力で協力といったところでしょうか。

神門

神門

神門

神門です。鮮やかな朱色、というか赤。厄除けや悪魔祓いの神社にふさわしい色合いです。本当に境内ぜんぶこんな感じ。豪華絢爛で賑やかな雰囲気。珍しい神社ですよね。

社殿

拝殿とお守り授与所

拝殿とお守り授与所

巨大な社殿とお守り授与所。パンフレットに『境内は祈りのワンダーランド』とありますが、まさに不思議な境内です。さすが年間50万人の参拝者。。

境内社も豊富。今回ご紹介していない社を以下に一覧としてまとめます。

大杉神社の境内社
  1. 大国神社
  2. 天満宮
  3. 四柱神社
  4. 白山神社
  5. 五十瀬神社
  6. 葦船神社
  7. 捄総社
  8. 相生神社
  9. 稲荷神社

それぞれ立て札で解説されておりますので、お時間のあるときにじっくり読んでみてくださいね。土浦市民としては大国神社が興味深い。。

大杉神社にたくさんの信仰が集まる理由にあんば囃子があります。軽快なお囃子が農民の間で大ヒットして、1726年(享保11年)には領主が禁止令を出しています。異様な出で立ちで踊り続けていたそう。。

ちなみに以下のような歌詞です。

阿波大杉大明神 悪魔を祓ってヨーイヨサ
ヨーホ ヨーホイ ヨーイヨサ

あんばの方から吹く風は疱瘡が軽いと吹いてくる
ヨーホ ヨーホイ ヨーイヨサ

wata

信仰の裏に流行歌。面白いですよね〜!

麒麟門

麒麟門

麒麟門

2010年に再建された麒麟きりんです。再建は約280年ぶり。門には麒麟や龍、獅子など200以上の彫刻がされていて景気の良い雰囲気が伝わってきます。本殿に負けないくらいゴージャスですね。

麒麟門は大災害や富士山の噴火などの災厄を避けるため、江戸時代に建てられました。実は江戸の鬼門に位置しているんです。この門は江戸(いまは東京)に災厄がこないように開門しません。

wata

麒麟は平和なときにだけ現れる霊獣。麒麟門が閉じ続けていることで、平和なときが続きますように、という想いが込められています。

御神木

大杉神社の御神木は3本。太郎杉、次郎杉、そして三郎杉です。

太郎杉は1778年に火事でなくなってしまいましたが、次郎杉と三郎杉は健在。三郎杉は高さ28mで樹齢400年。次郎杉は高さ40mで樹齢1,000年です!

次郎杉

次郎杉

三郎杉

三郎杉

三郎杉は社殿の左手にあるのでわかりやすいですが、次郎杉は社殿の裏側にあります。道路を渡りますので少々わかりくいですが、大杉神社にきたらぜひお参りしてみてください。

厄除け

良縁は悪縁を断ってから。というわけで、大杉神社には悪縁切りや厄除けも豊富です。そのうち注目の2つをご紹介します。

悪縁切りの斎庭

悪縁切り斎庭

悪縁切り斎庭

社殿の左手にある悪縁切りの斎庭ゆにわ。初めて見た方は驚くかもしれません。粉々になった土器(瓦)が散らばっています。

ここでおまじないを唱えて土器を割ると悪縁が切れるそうです。わたしが参拝したときにも何人か割っていました。人気といっていいのかわかりませんが、頼る方が多いです。ストレス発散もあったりして。。

社殿の右手にも同様に土器が散らばっていますが、そちらは厄除け。目的によって土器と割る場所が違っておりますのでご注意を。

厄除け桃

桃は古来から神聖な存在。桃源郷なんて言葉があるくらいですからね。

古事記ではイザナギが黄泉の国(死者の国)から逃げ帰るとき、桃の霊力によって追手(ヨモツシコメ)を振り払うことができました。さきほどご紹介した悪縁切りの斎庭にも桃がありましたね。

厄除け桃

厄除け桃

こちらの厄除け桃はなでることで厄が払われるそうです。ツルツルで気持ちの良い手触り。ぜひお試しください!

wata

そういえば封神演義の太公望は桃が好物でしたね!桃太郎なども関係あるでしょうか。。

注目スポット

勝馬神社

大杉神社にはたくさんの神々が祀られていますが、特に気になるのは勝馬かちうま神社

勝馬神社

勝馬神社

いかにも競馬と関係ありそうですが。。実際にあります。もともとの名前は馬櫪社ばれきしゃ

馬櫪社は馬を守護する神社で美浦村にありました。美浦村は稲敷市のおとなり。競走馬を育てるトレーニングセンター(通称:美浦のトレセン)がありますので、馬たちの健康と成長を願って馬主や騎手、調教師なども訪れています。

馬櫪社は有志によって大杉神社に移され、一時期は大祭で競馬が開催されていました。いまの名前になったのは平成14年ですが、それよりはるか前から信仰のある神社です。

ただし、ご祭神は不明。。

勝馬神社に奉納される蹄と蹄絵馬

勝馬神社に奉納される蹄と蹄絵馬

大杉神社は「宝くじがあたる」といわれますが、わたしは「馬券があたる」という声を聞きますね。

wata

勝馬神社にはたくさんの蹄と絵馬が!競馬ファンもたくさん訪れています。まさに神頼みですね!
MEMO
馬櫪社があったのは信太馬牧しだのうままき。1,000年以上前にあった朝廷の牧場です

神様が宿るお手洗い

いつの間にか新パワースポットが誕生していました。なんとトイレの神様を祀っています!

神様は雪隠神せっちんがみ。古くから民間で信仰されており、特に妊娠や出産との関係が深いといわれています。

本当にトイレに祀られておりますので撮影はできませんでした。でも、どんなところか気になりますよね。神社の新しいパンフレットにありましたのでチラッとご紹介します。

大杉神社のお手洗い

大杉神社のお手洗い

トイレはすべて個室。それぞれの部屋に名前がつけられていました。九十九神之間、瑞獣之間、鳳凰之間などなど。壁には神々のお姿が。。ユニークで大杉神社らしいですね。

wata

雪隠神の像はお守りの授与所でいただけます。(初穂料3,000円)置く場所はもちろんトイレですよ〜。

御朱印

大杉神社の御朱印

大杉神社の御朱印

大杉神社の御朱印です。初穂料は300円。わたしのときは5時近くでしたが大丈夫でした。

シンプルですがかっこいい御朱印だと思います。「日本唯一夢むすび大明神」も素敵♪

お正月には限定御朱印もありますよ!

アクセス

名称大杉神社
住所茨城県稲敷市阿波958番地
祈祷時間公式サイトへ
駐車場多数あり
電話番号029-824-2613
Webサイト公式
年中行事多数あるため公式サイトでご覧ください

まとめ

この記事のまとめ

  • 大杉神社は鎮座1250年。”アンバ”の地の神様として祀られた
  • ”あんばさま”は土地の神様。御神木の大杉に宿るといわれている
  • ”トイレの神様”は雪隠神。新設されたトイレで祀られている
  • 御朱印あり。正月には限定御朱印も

参考図書

茨城の不思議辞典/編:石塚眞

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


Instagram
Twitter
Feedly
SHARE