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常総市の神社といえば、一言主神社です。わたしは今年になってすでに3回目の参拝をしてきました。
創建は809年。1200年以上の歴史です。立派な社殿を構え、おごそかな雰囲気がありながらも、週末になるとたくさんの参拝客がきています。神社の境内では、生花の販売や出店が見られます。そうした、いつも賑やかで親しみやすいところが好きです
神社のご祭神は一言主神です。言行一致の神様として、一言の願い事まで疎かにせずに叶えてくれると言われています。(リンク:一言主神社 Webサイト)
言行一致・・・私がいつも気をつけていることなので、その気持ちを忘れないためにもよく足を運んでいます。
ところで、神社に参拝するたびに気になっていたものがありました。神社の前にある茶店です。素朴な感じがよくて興味を持っていたのですが、食事をするところなので訪れるタイミングが合いませんでした。でも、地元のお友達に誘ってもらって、やっと体験できましたのでご紹介します。
名物は工夫と愛情に溢れた『べっぴん餅』!
おもち茶屋『農楽』です。建物は大きくありませんが、飲食スペースはお店の外にもあります。
時代劇にでてきそうな低いテーブルなのですが、実はこれが意外と人気です。天気のいい日は気持ちがいいんでしょうね。これまで参拝したときも店外の席で食事されている方をよく見かけていました。
外には大きくメニューがおかれています。そば、うどん、お抹茶、甘酒・・・そして、べっぴん餅!農楽の名物は、このユニークな名前のお餅です。いまはまだ寒い時期なので、店内で注文をしました。
べっぴん揚げダシ餅
早速、お店で一番オススメのお餅をいただくことにしました。出てきたのはこちら。
『べっぴん揚げダシ餅』です。揚げダシ餅は、揚げ出し豆腐のように、衣をまとわせて揚げたお餅をダシ汁につけて食べます。でも、お餅にも一工夫があるのが農楽です。ただのお餅じゃなくて、べっぴん餅なんです。
べっぴん餅ってなに?農楽さんのWebサイトから引用します。
減農薬栽培で作ったもち米、だいこん、さつまいも、かぼちゃからできた野菜入りの切り餅です。餅に野菜を練り込み無添加食品で仕上げた「べっぴん餅」は、通常の餅とは異なったお餅、”別の餅”という意の「別品」から発案されました。引用元:農楽Webサイト
カラフルなのは野菜の色が出ているからなんですね。
で、お味の方なんですが・・・衣がダシをしっかりと吸っているのでとても香ばしい!でも、ダシに浸っていない部分はサクサク!サクサクのあとには、ふんわり・しっとりのお餅が楽しめます。味も食感も素晴らしい。揚げダシとお餅ってこんなに相性が良いのかと驚きました。
開運玄米もち
続いて、『開運玄米もち』です。玄米は香りも食感もあっさりしています。でも、そのぶん餡が引き立つので、なかなか面白い組み合わせです。このお餅はお茶と相性がいいです。
べっぴん焼き餅
こちらは『べっぴん焼き餅』です。6種類のお餅は、さきほどご紹介した3種類に加えて、にんじん、野菜ミックスがあります。揚げダシ餅と比較すると、野菜本来の味をより楽しむことができます。
おみやげ用べっぴん餅
べっぴん餅はお持ち帰りもできます。焼いてよし、揚げてよし。保冷剤をいただけるので数日は置いておけます。お土産にするのもいいですね。
べっぴん餅は他のお店にはない特別なお餅です。ふだん味わえない組み合わせを楽しめることがいいです。ぜひ、一言主神社の参拝とあわせて楽しんでみてください。
いろいろな魅力を組み合わせてみる面白さ
私がべっぴん餅を食べながらイメージしたものを、ぐうてんオリタさんにイラスト化していただきました。いろいろな個性を持ったキャラクターが集まって、楽しく食事をしているシーンです。
お餅、野菜、揚げ物、だし汁・・・それぞれの魅力があります。でも、ふだんはこれらを同時に楽しもうとは考えないと思います。それを、考えてみる、作ってみる、食べてみる。挑戦してみるところに、私は個性と心意気を強く感じます!このブログもそうなんですが、いろいろと組み合わせてみると面白くて良いものができるのではないでしょうか。
>アクセス
名称:おもち茶屋 のうらく
住所:茨城県常総市大塚戸町903-1(一言主神社入り口そば)
駐車場:あり
営業時間:
(土日・祝日)10:30~16:00(L.O. 15:30)
(平日)12:00~16:00(L.O. 15:30)
定休日:木曜日
記事は筆者の主観が多分に含まれております。
誤解や情報が古くなっている場合があることをご了承ください。
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