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この記事では茨城県内の竜にまつわる伝説をまとめました。
竜は神社やお寺でおなじみですよね。わたしは社殿の装飾でよく見かける気がします。そんな人々に馴染みのある竜の伝説は非常にダイナミックで面白いです♪
関係しているスポットは少々マイナーに感じるかもしれませんが、そこは頭に竜を思い浮かべて楽しんでもらえたらと思います!
潮来市:常陸利根川の竜神伝説
常陸利根川の竜神伝説は水戸黄門のような?勧善懲悪の物語。感謝や優しさの気持ちを持つことに大切さを竜神が伝えています。
常陸利根川は比較的新しい時代に作られましたので、設定としては色々思うところもあるのですが、いい話なのでそこは目をつむってテーマを考えましょう♪
水郷らしさと心温まる物語なので、ぜひご一読ください。
筑西市:五所神社の八竜神
筑西神社の五所神社ゆかりの八竜神伝説。なんと龍と八幡様のバトルが繰り広げられます!
人間はその戦いを為す術なく見ているだけ。。驚きの結末となんともいえない虚しさのあるお話です。
背景が江戸時代であることを考えると、仏教と深い関係のある龍が神道の神様に退治されることに大きな意味がありそうです。
水戸黄門によるお寺への厳しい措置。水戸藩から離れた筑西市にも関係してたりして。。
神栖市:八竜伝説
神栖市の八竜はとても恐ろしい伝説を残しています。それは海賊に殺された男が8つの頭を持つ竜になって復習するというもの。。
民話は大人から子どもに語られることが多いかと思いますが、とても聞かせられない不気味で怖いお話。
男の怨念は本当に静まっているのか。伝説のある八龍神社を訪ねてご紹介しています。
それと八龍神社は息栖神社の境内社にもなっています。航海の安全と八竜を鎮めることは関係がありそうですね。
土浦市:大聖寺
大聖寺は不動明王とミニお遍路で知られるお寺です。立派な境内にはさまざまな文化財と伝説が残されています。
大聖寺の竜伝説は潮来市の竜神と同じように雨乞いと関係しています。和尚の祈祷によって現れるのですが、卜竜のような穏やかさは一切なく。。
面白いことに大聖寺の寺宝には竜の爪があるんです。たしかに爪のようにも見えるのですが。。じつはアレの身体の一部ともいわれます。
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