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土浦の『市の花』は桜。大人になってから知りました。。どおりで市内にたくさんあるわけです。
子供の頃はわかりませんでしたが、市外を知ると「土浦の桜ってけっこうスゴいな」と感じるようになりました。名所がいくつもあります。というわけで、市民のわたしがオススメのスポットをご紹介します。
車なら1日でいくつも回ることができます。桜の季節は短いですから、気になるスポットをめぐる参考になれば嬉しいです。
桜めぐりのポイント
土浦の桜は県内でも早めに開花します。2018年は例年よりも早く3月下旬(24日頃)に開花しました。4月上旬を過ぎるとほぼ散ってしまいますので観光いばらきと土浦市観光協会で開花状況をチェックしておきましょう。
土浦の桜は歩いて巡るのは困難です。車がないなら無料バス(まちなか桜めぐりバス)を利用しましょう。市観光協会のWebサイトもチェックです。
霞ヶ浦総合公園
みんなでお花見をするなら、ズバリ霞ヶ浦総合公園です!なぜか土浦の『桜まつり』の会場に含まれていませんが、市民にとってはド定番。
文句なしの桜に加え、広い会場と充実した駐車場が魅力。飮食やお手洗いもしっかりしていますので気楽に過ごせます。
公園全体の地図は公式サイトの案内図をご覧ください。
オランダ型の風車周辺も見どころたくさん。3月下旬から早咲きのチューリップが見頃を迎えていますよ。土日ならキッチンカーが出ています。美味しいものを食べたり、のんびりお風呂(霞浦の湯)に入ることだってできるスゴイ公園!
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アクセス
下の地図は公園内のネイチャーセンターを示しています。センター前の駐車場が満車であっても、無料駐車場はたくさんありますので、周辺をぐるぐると探してみてください。テニスコート側の駐車場は意外と空いていますよ。
名称 | 霞ヶ浦総合公園 |
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住所 | 茨城県土浦市大岩田1051 |
駐車場 | 多数あり |
Webサイト | 土浦市公式サイト内 |
亀城公園
土浦の公園といえば亀城公園。明治時代まで土浦城があった場所です。土浦城はお堀に囲まれていて、亀のように水面に浮いて見えたので『亀城』と呼ばれていました。
明治になると土浦城は廃止。建物は新治県庁として利用されました。その後、県庁は火事で焼失しましたが、敷地は亀城公園となって復活。歴史的な背景もあって市民に親しまれています。
土浦藩は明治の廃藩置県で土浦県へ。その後、新治県に合併されて最後に茨城県に編入されました。
亀城公園の桜は決して多くはありません。でも、園内は整然として美しく、城跡と桜のコラボはいいものです。桜が咲くと露店が並び、週末には賑やかにイベントが開催されます。
お花見スポットですが、公園と周辺を歩いて楽しむスタイル。後ほどご紹介する新川会場などと一緒にお楽しみください。
亀城公園の復元された建造物などはトラベルジェイピーで詳しく紹介されています。
駐車場
亀城公園専用の駐車場はありませんが、まつり期間中だけ市立博物館の駐車場が開放されます。公式情報としては未確認なのでご了承ください。
名称 | 土浦市立博物館 |
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住所 | 茨城県土浦市中央1丁目15-18 |
桜川会場
お散歩しながら桜を楽しむなら桜川です!
駅から学園大橋の辺りまでずっと桜並木が続いています。これは圧巻ですよ。歩く距離が長めなので若い子にオススメ。デートでの利用も多いですね。
車で行くなら学園大橋そばの臨時駐車場を利用しましょう。無料バスが近くに停車するので、そちらを利用してもOK。いずれも桜めぐりMAP(チラシ)に詳しくあります。
写真は蓮河原地区で撮影したものです。人も自動車も少なくてのんびりできます。忙しくても毎年ここだけは行くんです♪
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駐車場
名称 | 桜川河川敷 |
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住所 | 明確な住所がないためチラシを参考にしてください |
新川会場
桜川とは一味違った桜を楽しめるのが新川です。
新川は市の中心を流れる細い川。両サイドから生えた桜の樹で覆われているのが特徴です。ふだん「古びた橋だなー」と見ていたものが、このときばかりは風情いっぱい。亀城公園から歩いていける距離なので、一緒にお楽しみください。
新川が流れる立田町と真鍋2丁目地区には提灯が飾られます。城北町地区に提灯はありませんが、夜になるとライトアップがされます。夜は城北町の方が人手が多かったです。
駐車場
名称 | ケーズデンキ土浦真鍋店 |
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住所 | 茨城県土浦市真鍋1丁目 真鍋1丁目1083-1 |
開放時間 | ※その年のチラシなどでご確認ください |
日枝神社〜流鏑馬〜
桜まつりの新治会場(日枝神社)では流鏑馬が執り行われていました。地元の伝説にちなんでいるのが面白いところ。県の教育委員会の解説を引用します。
当村には、境内におおきな社の木があって大猿がすみつき、その大猿が村里に出没し、作物を食い荒らし、百姓たちを困らせていました。この地を治めていた小神野越前守(従羅天)は、家臣で弓の達人高倉村(かすみがうら市)の市川将監に力を借りて大猿を退治して、百姓たちの難儀を救ったと伝えられています。
この伝説を儀式として山ノ荘の平和と五穀豊穣を祈願する流鏑馬神事として拝殿前の馬場で奉納しました。
日枝神社流鏑馬祭/茨城県教育委員会
桜と関係あるのかな?と思われるでしょう。桜はちゃんと神社の前にあるんです。今年は開花が早く、この日は風が吹いていました。そのため、桜舞い散る中に武者が登場。。かっこよかったです♪
神事は13時スタート。流鏑馬はお祓いなどを済ませた14時からでした。約1時間、合計7往復しましたので、カメラマンたちも満足できたことでしょう。撮影用の場所が用意されているので流鏑馬を正面から撮れます。
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流鏑馬は日枝神社の御朱印をいただける貴重な機会です
アクセス
神社の鳥居周辺に臨時駐車場ができます。警官の誘導に従って駐車してください。少し歩きますが、小町の館にも駐車可能です。
名称 | 日枝神社 |
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住所 | 茨城県土浦市小野127−1 |
真鍋のサクラ
真鍋小学校の校庭にある真鍋のサクラ。名前のある桜として土浦でもっとも有名です。
見事なソメイヨシノが校庭のど真ん中に並んでいます。なにかと不便だと思いますが、今後も動かすことはないでしょう。理由を案内板から引用します。
明治四十(1907)年年に真鍋小学校を現在地に移設した記念として、同校の卒業生によって植樹された桜です。品種は日本を代表するソメイヨシノ。江戸時代末期に染井村(現在の東京都豊島区)で育種され、全国に広まったといわれています。植樹100年超えるソメイヨシノが一箇所に五本も残されている事例はほとんどなく、全国的にみても、非常に珍しいといえます。
当初は、校庭の南端に植樹されたものでしたが、複数回にわたる校庭の拡張工事によって、校庭の真ん中に位置するようになりました。春には美しい花を咲かせ、同校の児童のみならず、一般の方も多く訪れる桜の名所として知られています。
小学校では、昭和五十六(1981)年から児童主催の新入生を迎える「お花見集会」を開催しており、新六年生が新一年生をおぶって桜の周りを一周する行事が慣例となっております。
県指定天然記念物 真鍋のサクラ/土浦市教育委員会
一年生を背負う六年生の姿。すごくほのぼのしますよね。
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小学校の駐車場は広くありません。周辺は住宅街で駐車することができませんので、公共機関でお越しになることをオススメします。桜めぐりバスなら土浦一高前で下車すればすぐです。
真鍋のサクラは数日だけライトアップされます。日程は土浦市観光協会のサイトと真鍋小学校のサイトを確認しておきましょう。
アクセス
名称 | 真鍋小学校 |
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住所 | 茨城県土浦市真鍋4丁目3−1 |
駐車場 | 学校がお休みしている土日は駐車可 |
乙戸沼公園
教えたいような教えたくないような。。中村西根の乙戸沼公園は地元で大人気のお花見スポットです。子どもたち向けの遊具と癒やしの水辺が特徴。
ただし、非常に混雑します!公園は広いのですが、それに対して駐車場が狭いのです。。見頃は3月下旬〜4月上旬。もし、平日の早めの時間に行けるようならオススメ。ウォーキングをするのにもいいですよ!
アクセス
名称 | 乙戸沼公園 |
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住所 | 茨城県土浦市中村西根 |
駐車場 | 無料駐車場あり |
夜桜
最後に夜桜を楽しめるポイントをご紹介します。すでにご紹介した亀城公園、桜川会場、新川会場でライトアップされます。桜川会場は匂橋と銭亀橋の間。新川はケーズデンキのそばの城北町地区です。
暗い足元にお気をつけてお楽しみください♪
まとめ
土浦市にはお花見スポットがたくさんあります。ご家族やお友達などとお弁当を食べるなら霞ヶ浦総合公園。桜並木を楽しむなら桜川や新川。おまつりやイベントに興味があるなら、亀城公園や日枝神社がオススメです。
新しい季節を楽しく健康的に過ごしてください♪
記事は筆者の主観が多分に含まれております。
誤解や情報が古くなっている場合があることをご了承ください。
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