wata
おみやげにまんじゅう。ありきたりでつまらないと思っていませんか?
。。おいしければいいんです!
この記事では北茨城市でオススメのおみやげ品・やまみつの磯原まんじゅうをご紹介します。世界よ、これが磯原まんじゅうだ!
やまみつとは
『やまみつ』は北茨城市の磯原にある菓子店です。やまみつ人気No.1の『磯原まんじゅう』は驚くことに1日3,000個も売れるんです!
やまみつの創業は昭和25年。いまから70年も前のことです。先代の創業者・山縣ヨシ子さんが行商のおばあさんに作り方を教えてもらったことが原型となりました。
やまみつが創業した頃、北茨城は全国から炭鉱の労働者が集まって大変にぎやかだったんです。磯原まんじゅうは労働のあとのご褒美としてよく売れたとか。
店名の「やまみつ」は創業者である山縣さんの名字と夫・光雄さんからとって決めたそうです。
昔を懐かしんで買いに来る方もいらっしゃるのですが、当時は小豆が不足していたのでサツマイモで代用していました。いまとはちょっと違う味なんでしょうね。
wata
磯原まんじゅう
一番人気の磯原まんじゅう。やまみつにはプリンなどの洋菓子もあるのですが、皆さんまずはこちらをゲットです。
1個90円(税込)。昨年の増税以降も価格を据え置いたようですね。購入は1つからできます。10個だと予めまとめられているので一瞬で出してくれますよ。
店内には飲食スペースがありますので、すぐに召し上がることができます。ふだん、まんじゅうをその場で食べないですって?
磯原まんじゅうはそうはいきません。受け取った瞬間に伝わる『ほっかほか』。一番おいしい瞬間だから食べたくなるんですよ。。
というわけで、早速いただいてみました。まんじゅうは一枚ずつビニールで包まれて衛生的。店内ではこれを巻くスタッフの姿を見れるのですが、それはもう驚異的な速度です。
明らかにビックサイズ。これで84円は本当に安い。そしておいしい!温かいと餡の香りが引き立ち一段とおいしく感じます!
皮はもちもちしているタイプ。茶色の表面に赤味とつやが見えるのは甘味料として混ぜた赤糖のせいだとか。
中にはぎっしりとこし餡が詰まっています。小豆の甘みがスッキリ感じるのは、ちょっとだけ塩を加えているせいかもしれません。沖縄の海洋深層水からとれるそうです。
まんじゅう以外に洋菓子も充実していますよ。写真は『なめらかプリン』。カラメルなしのシンプルなプリンがワタシ的にはストライク!専門店なのに108円というお値段も素敵。
他のラインナップは大福やケーキ、ようかんなどです。全体的に安いのでお試しするのもいいですね!
wata
いつ食べる?食べ方のオススメは?
できたてをいただくのが一番ですが、冷えても少し水をかけてチンすればOK。蒸したてに近くなりますよ。
地元の方は小麦粉と水をまぶして揚げる『揚げ饅頭』を好む方も多いそう。
常用藝文には玄人の食べ方として次のようなものが。。
冷凍保存して長く日持ちさせ、食べるときはオーブントースターを使うという、まんじゅう愛好家もいる。その際に半分に切って断面にバターを塗ると、よりおいしく食べられるという。
冷凍→オーブン→バター。この流れを覚えておきましょう。考えただけでもヨダレがでそうですね!
駐車場は?駅から歩いていける?
駐車場は店舗を正面に見て右後ろの方にあります。10台ほど停められますが、埋まっていることが多いかも。購入してすぐに帰る方が多いので少し待つのがいいと思います。
店舗の左側は道路向うのサンユーストアーの駐車場なのでご注意ください!
最寄りの磯原駅からだと徒歩で約7分。ほとんど一直線なので迷うことはないでしょう。
すぐに売り切れる?
磯原まんじゅうを購入する際に気をつけてほしいのは『売り切れ』です。
非常に人気があるため、地元の方は「午前中にいかないと買えないかも。。」と仰います。
わたしはいつも午前中、というか開店直後なので大丈夫なんですが、オープン前から行列ができているんですよね。
スタッフの手際の良さにより列はすごい速さで流れていきますので、並んでいる時間は短く感じると思います。
wata
アクセス
名称 | 磯原まんじゅう本舗 やまみつ菓子店 |
---|---|
住所 | 茨城県磯原町磯原2-197 |
営業時間 | 9:00〜売り切れまで |
駐車場 | あり(10台) |
定休日 | 不定休 |
Webサイト | 北茨城市観光協会 |
まとめ
この記事のまとめ
- 磯原まんじゅうは昭和20年代から続く北茨城の味
- 人気なので午前中に買いに行くべし
- できたてをすぐ食べるも良し、レンジでチンするも良し、冷凍保存するも良し
参考文献
常用藝文 2020/10月号/財団法人 常陽藝文センター
記事は筆者の主観が多分に含まれております。
誤解や情報が古くなっている場合があることをご了承ください。