2月17日(水)『うなぎ地蔵』(城里町)の記事を公開しました。次回更新は2月21日(水)の予定です。

真壁のひな祭りはおもてなしが違う!居心地の良さで歴史ある町並みをしっかりアピールしていました♬(桜川市)

並んだお雛さま

茨城県民なので「真壁のひなまつりはスゴイ」と聞いたことはありました。でも、女性のおまつりという印象だったので、あんまり興味なかったんです・・・。

私の心が動いたのは、たぶん、快晴の冬空と急な代休のせいですね。平日の昼間から一人でおひなさまを見ていたのは私くらいでした。ある意味、貴重な視点なのでなにかの参考にしてください(¯―¯٥)

賑やかな会場

まず、ひな人形を飾っている会場の数が尋常でありませんでした。パンフレットにあるだけで196!私の見たところ、ほぼすべての会場で実際に展示されていました。一日で見終えることはとても難しい数ですね。

並んだお雛さま

私は高上町駐車場に車を停めて、周辺を見て回りました。(駐車代500円)全体の3分の1くらいで、かかった時間はおよそ3時間・・・。先々で話しかけてくれるので、いつまでもいられそうな感じでした。

お雛様は会場ごとに個性があります。普通のものもあれば、キツネだったり、猫だったり、はたまた、石だったり。

まるまるとしたお雛さま

猫?のお雛さま

狐の嫁入りを見るお雛さま

石のお雛さま

着物とつるし雛とお雛さま

会場の方々に「お家のものですか?」と尋ねてみると、「友人や知人から譲ってもらったものもある」「全部手作りした!」といった意見が。

真壁のひなまつりは有名ですが、長い歴史がある、地域の伝統行事、とは少し違うんです。こちらのブログにあるように、平成14年から有志で活動をはじめたので、まだ15回目の開催です。もちろんネガティブな意味でなくて、15回でここまでたどり着いたことがスゴイということです。

もてなす方々はイキイキと楽しみながらやっているので、こちらもなんだか安心して楽しめるおまつりです。でも・・・町の方々が楽しんでいる理由はひな人形だけではないんです。

実は切り絵もアピールしちゃう

ひな人形に合わせて、ちょいちょい切り絵があることに気が付きました。駐車場から中心街に近づくにつれて増えていきます。

切り絵

きよ外観

大和町のムラカミ書店では、切り絵の本まで販売していたので、その理由を聞いてみました。

ムラカミ書店

その回答はズバリ・・・

「切り絵でまちおこしをしようと思っています!」

ひなまつりでまちおこし、と思いきや、実はもうひとつの作戦を実行中でした。あとでわかったのですが、私が訪ねた方は『真壁 切り絵の会』で会長をされていました。(参考リンク:いばキラTV)なにも知らず失礼しました(^_^;)

真壁切り絵の会のポスター

すぐそばの学習塾の先生が、町のみなさんに教えているそうです。町中の行灯に切り絵があるのですが、これはみなさんが毎月手作りしています。現在はお雛さまですが、このあと桜や鯉のぼりと変わっていくそうです。

行灯の切り絵

「切り絵は面白いけど、下絵は難しくて・・・」そんなことも仰っていましたが、みんなでワイワイやるのが楽しいとも。

川島書店の切り絵

同じ地区にもうひとつある本屋『川嶋書店』にも、奥さんが描いた切り絵が店先にあります。店内にはさらに嗜好性の高い切り絵が・・・(ジバニャン!)そして、ここにも、ここにも・・・わかるとドンドン見つけられますね。

切り絵講師の竹蓋 年男さんの作品は高久家に展示されています。大きくて立派なので見応えあります!

高久家の切り絵

さらに『すいとん』もアピールしちゃう

なるほど、お雛さまに切り絵かー。と思っていたら、まだあります。

『ふるかわ』外観

『ふるかわ』のすいとん

すいとんです。私は初体験です。写真のお店『ふるかわ食堂』では「けんちん汁に丸めたうどんを入れたようなもの」と教えていただきました。分かりやすい説明です。そのまんまです。真壁ではお店によって色々な種類が用意されているようなので、変わり種を探してみても面白そうです。

個人的には食事というよりも間食のようでした。それが却っていいかも。値段も安いので、歩き疲れたらすいとんで暖まりながら休憩する。そういう楽しみ方もいいですね!

『ふるかわ』内観

ところで、すいとんを食べようとしたときのことです。お店に背の高いおじいさんが入ってきました。そして、私のすいとんを見るなり

「俺が戦争のときに食べたやつより美味そうだな!」

歳は80歳くらいでしょうか。すぐに笑って去っていきましたが、なにも言えませんでしたねえ・・・。でも、心のなかでは感謝していたんですよ。すいとん。そういう思い出のある方もいらっしゃるのですね。

いごこちのよい空間

写真も思い出もたくさんあるのですが、そろそろタイトルの内容でまとめます。このイベントがスゴイのは、観光客が気持ちよくお金を払えることです。どの会場に行っても「お雛さまを見てって♬」と笑顔で声をかけてくれます。本当に見るだけでもいいのですが、興味のあることを尋ねると一生懸命に話してくれます。あまりに熱心に、そして楽しそうに話すものですから、ついついおしゃべりに花が咲いてしまいます。

歩く→見る→おしゃべり→歩く→・・・万事その調子ですから、途中に休憩をしたくなります。そのときはお店でさらに長居してしまうのですね。

ふるかわ食堂外観

伊勢谷のひな壇

人間、長くいるほど親しい関係になります。そして、お腹も空きます。すいとん・・・食べちゃいますよね(๑´ڡ`๑)どこまで計算されているかわかりませんが、スゴイことです。

焼き鳥100円

食事は焼き鳥や大判焼きなら100円からです。これなら安心してお店に入れます!

真壁のひなまつりって、実はものすごい戦略的なんじゃないかなーと思いました。でも、とっても気持ちよく過ごせるから大歓迎です。ただ。。。イベント帰還中の週末は、お雛さま見てられないくらい混雑するそうです。できれば、私のように平日の昼間がいいですね!

アクセス

会場の駐車場は難問です。
平日であれば、私が駐車した高上町駐車場がおすすめです。(住所:〒300-4408 茨城県桜川市真壁町真壁283)
もし、停められなくても、スタッフが近くの別の駐車場を案内してくれます。

■開催期間:2017年2月4日〜3月3日
■時間:午前9時30分頃から午後4時くらいまで
■オススメ参考Web:
・桜川市観光協会:交通アクセス・ひなまつりマップなど
・観光いばらき:真壁のひなまつり