【笠間稲荷】笠間の菊まつり|日本最古の菊の祭典|笠間市

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wata

ども!いばらき観光マイスターのwata(@wata_ibamemo)です!

笠間の菊まつりがはじまりました。日本最古の菊まつりです!

笠間の花といえば春のつつじと秋の菊。いずれも美しい光景が広がりますので女性に人気。先日、平日に足を運びましたがスゴイ人混みでした。この前まで新栗まつりで賑わっていたかと思ったのに。。笠間の集客力恐るべし!

今回は笠間の菊まつりの見どころを紹介します。見るだけで楽しいですが、せっかくなので由緒や見どころをチェックしてみましょう♪

笠間の菊まつりとは

笠間稲荷の鳥居

笠間稲荷の鳥居

笠間の菊まつりは日露戦争から4年後の1908年(明治41年)。当時の荒廃した人々の心を和ませようと笠間稲荷ではじまりました。

菊の展示が主ですが、品評会、神事の流鏑馬やぶさめ、弓術と剣術、雅楽の奉納などがあります。まつりを信仰の助けにしたい笠間稲荷の想いもあるのでしょう。

日程などの概要を笠間稲荷から転載します。

菊まつりの関連行事

菊まつりの関連行事

2018年は10月20日(土)〜11月25日(日)まで開催。笠間稲荷周辺が約1万株の菊で鮮やかに彩られます。

wata

今回で111回目。いまでは各地で開催されていますが、もっとも古い菊まつりは笠間です!
MEMO

菊まつりは笠間稲荷で古くから開催されていた「朝顔会(朝顔展示)」が元になりました

日本三大稲荷 笠間稲荷神社|笠間市

駐車場について

笠間稲荷の駐車場は以下です。

ふだんは無料ですが、イベントのときは有料になったはず。。すみませんが、今回は利用していないので情報がありません。少々歩くことと料金(500円)を考えると、別の駐車場を利用するのもよいかと思います。

門前通りのきむらや

門前通りのきむらや

きむらやの笠間いなり寿司(くるみ入り)

きむらやの笠間いなり寿司(くるみ入り)

この日は門前通りのきむらやを利用しました。駐車料金300円ですが、その分お買い物すると無料。名物の笠間いなり寿司をお土産にしたので得した気分♪

笠間稲荷の門前通り

稲荷前の通りは各店が菊を飾っていました。おかげで通り全体が良い香り♪菊まつりの雰囲気が高まります!

境内の展示

各学校から寄せられた華花

各学校から寄せられた華花

鳥居をくぐると両脇に市内の学校から寄せられた花々が。街全体で盛り上げていますね。猿回しや菊の販売などイベントならではのお店が並び大変な賑わいです。

楼門と仲見世通り

楼門と仲見世通り

菊まつりの社殿

菊まつりの社殿

楼門、社殿と続きます。菊の華花がキレイに飾られることでより美しく感じます。品評会用の菊は鉢に入っていますので、こうした展示とは雰囲気が違います。魅せるための展示、素敵ですよね!

大菊(厚物)

大菊(厚物)

大菊(管物)

大菊(管物)

洋菊セザンヌ

洋菊セザンヌ

品評会の菊は種類の多さと大きさにびっくりしますよ!調べたところ上から順に厚物、管物という種類、そしてセザンヌという品種かと。。菊は種類が豊富で育て方によっても違ってきますから、奥が深いです。

菊人形展『西郷どん』

菊人形展入り口

菊人形展入り口

社殿の裏にある笠間稲荷美術館では、期間中に特別展『西郷どん』が開催されていました。大河ドラマを菊人形で再現!

会場のようすをぴょんきちさん(@pyonkichi0321)のTweetでご紹介します。

人形の衣装が菊ですね!これは高度な技術がいりそうです。花の量もスゴイ。。美術館は8:30〜16:30(入場16:00まで)。料金は以下です。

★入場料金
 大人(高校生以上) 800円
 小人(中学生)   400円
 小学生以下     無料
 団体(20名様以上) 100円割引
 笠間稲荷美術館入館者 200円割引

かさま歴史交流館井筒屋

井筒屋の展示菊

井筒屋の展示菊

笠間稲荷の周辺で菊の展示がされていますが、井筒屋は忘れずにチェックです!稲荷の鳥居を東に数分歩いたところ。素晴らしい展示がされていますよ〜!

井筒屋は『かさま歴史交流館』となっていますが、もとは明治時代に建てられた旅館でした。今年になってリノベーションされたんです。

建物内では笠間の歴史を紹介する展示や会議室などがあります。ただ、せっかく古い造りを活かしているので、イベントの会場になればな〜と思っていました。。菊は建物にマッチしていて素敵です♪

笠間の歴史の展示

笠間の歴史の展示

明治時代の造りを活かした内観

明治時代の造りを活かした内観

この日は上まで上がりませんでしたが、中は写真のようになっています。観光情報を得たり、笠間の歴史も学べます。

神事 流鏑馬

11月3日の文化の日は毎年恒例の流鏑馬です。

業の豊凶を占う儀式として1950年に始まり、今年で70回目。鶴岡八幡宮、日光東照宮とともに「関東三大流鏑馬」の一つに数えられている。
馬上の妙技に歓声 笠間稲荷流鏑馬/茨城新聞

神社の境内ではなく公道を封鎖して開催されるのが特徴ですね。当日は稲荷周辺が渋滞しますから注意してください。

かさま門前菊あかり

菊まつり期間中、一夜だけライトアップがされます。かさま門前菊あかりです。

例年開催されますが、今年はFacebookページでしか告知されていない。。それによると2018年11月10日(土)、午後6時から9時までライトアップ。主催はかさまち考です。

笠間稲荷の鳥居や門前通りに幻想的な灯りが並びます。灯りの設置をするボランティアを募集しておりますので、詳細は以下のリンクをご覧ください。

笠間のおみやげ

鍋屋の外観

鍋屋の外観

笠間稲荷の周辺は菊の香りもしますが、美味しそうに香りも。。ついついお土産にと焼き栗を購入。鳥居の目の前、鍋屋です。

茨城は栗の生産が日本一。恵まれた土地とおいしい味が誕生する土台があります。中でもできたての焼き栗は格別!笠間にきたらぜひ見つけてください。

焼き栗製造機

焼き栗製造機

焼き栗はこの機械で作っています。構造がよくわかりませんが、回転しながら圧力をかけているのだとか。ふみふむ。。

アクセス

名称笠間稲荷神社
住所茨城県笠間市笠間1番地
交通機関【車】
北関東自動車道 友部ICより 9分(6㎞)
北関東自動車道 笠間西ICより 25分(16㎞)
常磐自動車道 岩間ICより 14分(9㎞)

【電車】
JR水戸線 笠間駅より
車で 3分(2㎞)
徒歩 20分

【市内周遊バス】
稲荷神社下車 1分
友部駅下車 周遊バス 20分

駐車場あり
※菊まつり期間中、無料か未確認
Webサイト笠間稲荷公式
笠間市公式

まとめ

笠間の菊まつりは日本最古の菊まつり。戦争で荒廃した人心をなごませるためにはじまりました。

毎年10月中旬から11月下旬にかけて開催。笠間稲荷を中心に周辺で約1万株の菊が展示されます。

期間中は展示の他に流鏑馬や奉納行事もあります。日程をチェックして足を運んでみてください♪

関係報道
2019年11月6日 東京新聞…菊300種、華やかに 笠間で24日まで
2019年11月4日 茨城新聞…馬上の妙技に歓声 笠間稲荷流鏑馬
2018年11月4日 茨城新聞…人馬一体、伝統の妙技 笠間稲荷、流鏑馬