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往年の名作機動警察パトレイバー。原作はもう30年前なんですね。むむむ。。。
さて、9月20日の空の日はご存知でしょうか。かつては航空日と呼ばれていていました。航空日は日本で初めて動力飛行が成功してから30年後に制定された記念日です。動力飛行はエンジンがついた機体で飛ぶこと。いわゆる飛行機のことですね。
空港にとって記念すべきこの日、茨城空港では実物大のパトレイバーが登場するイベントを開催。ド派手なデッキアップで大盛り上がり♫今回はその一部始終をレポートします!
『空の日』イベントは2017年のものです
機動警察パトレイバーとは
まずはパトレイバーについておさらい。
機動警察パトレイバーは、いまから約30年前にスタートした作品。最近では珍しくありませんが、マンガ、アニメ、小説などを同時期に展開するメディアミックスという手法で注目を集めました。かなり前の作品ですが、2013年に実写化され、まだまだ人気!マンガの作者はゆうきまさみさん。
ファンには野暮ですが、作品の概要を説明します。アニメのオープニング・ナレーションでざっくりと。
レイバー、それは産業用に開発されたロボットの総称である。
建設、土木の分野に広く普及したが、レイバーによる犯罪も急増。警視庁は、特科車両二課パトロールレイバー中隊を新設、これに対抗した。
通称、パトレイバーの誕生である。
う〜ん、わかりやすい。つまり、対レイバー用の警察ロボットがパトレイバーです。
主人公でパトレイバーの操縦者泉野明は警察官。野明たちの所属は特化車両二課、通称特車二課。レイバー犯罪にも対応しますが、事故やトラブルなどの雑用もこなします。
マンガはシリアスな展開が続きます。メインのシナリオは、パトレイバーとライバル機のバトルですが・・・行き過ぎた抗議活動、外国人労働者、マスコミ報道、人身売買など深いテーマも扱っています。現代にも通じる問題がいくつもありますね。
アニメの方はバラエティに富んでいて、小さな子どもから楽しめる作品です。コミカルなシーンが多く、わたしはこっちを見ていました。
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デッキアップ!
イベントに登場したパトレイバーは98式AVイングラム。上の写真のロボットでいわゆる主役機です。
イベントでは音楽に合わせてデッキアップをします。
デッキアップとは車両の上に寝かせた機体を立ち上げること。トレーラーの荷台が立ち上がることで、機体がデッキアップします。盛り上がりますよ〜!
その前にイングラムの整備員の方々の自己紹介。それと簡単な機体の説明がありました。
この機体は映画THE NEXT GENERATION パトレイバーの撮影で実際に使われたもの。太もものあたりにTNGとかTNGPとあるのはタイトルのイニシャルです。
精巧にできていますし、なんといっても大きい・・・実物大で約9mあります。トレーラーの上に立つので、実際にはもうちょっと高さを感じました。
デッキアップは全部で5回。それぞれ20分ほどです。
デッキアップは毎回「デッキアップ!」の掛け声ではじまります。写真は2回目に掛け声をかけてくれた小さな整備員さん。
というわけで、写真で振り返ってみます。
神々しい・・・
会場の方々の年齢層はさまざま。原作ファンはだいぶ大人ですからね。。。
この日はイングラムのパトロールに合わせて茨城県警も出動!これを見れるのはもちろん茨城だけ。小さな子はパトカーに乗せてもらっていました〜!
茨城空港公園
イベントの概要を振り返ってみます。
まずは場所から。茨城空港といっても、会場は茨城空港公園。空港の正面玄関の右手側にあります。臨時駐車場の隣なのでイベントのときはとても快適。
パトレイバー以外の催しについては空港の公式サイトをご覧ください。
小美玉市は空港とそららで頻繁にイベントを開催していますね。まちのよきアピールの場でもありますし、この2箇所はSNSやWebサイトでチェックです!
公園では飮食ブースや各自治体が出店。行方市、石岡市、鉾田市、茨城町、そして小美玉市。秋のイベントシーズンに向けて猛アピールしていました!
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航空自衛隊の広報ブース
この日はエプロン(航空機や機材を置く場所)を開放。受付して入場するとフェンス無しで飛行機が見れました。開放は特別なことで自衛官でもなかなか入れないとか。
エプロンの中では百里基地の広報ブースがありました。そういえば、パトレイバーの作中でも自衛隊は少しだけ登場しますね。
ブースには航空自衛隊や百里基地の資料がずらり。なになに。。。2016年の緊急発進は1168回・・・緊急発進は日本の領空にやってきた国籍不明機に対して行われます。驚くことに2010年と比較して約3倍増。
自衛隊は24時間365日、ずっと領空を監視しています。こうした数字を見ると自衛官が日々頑張っていることがわかりますね。
移動式管制塔
百里基地の移動式管制塔が展示されていました。移動式ということで車両です。百里基地にしかないレアな車両!
管制塔とは、飛行機が離陸したり着陸するために必要なものです。空にはいつもたくさんの飛行機が飛んでいので、万が一にもぶつからないように管制塔から指示を出します。指示を出す人のことを航空管制官といいます。
なぜ、移動式かというと管制塔がない場所や管制塔が機能しないときに使われるからです。これまで洞爺湖サミット、長野オリンピック、そして東日本大震災などで活躍。ものすごく重要な場面ですよね。
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イベントのラストシーン
全5回のデッキアップが完了。最後はイングラム、特車二課、そして茨城県警を交えた撮影会となりました。
ここで撮影したまさチキンさんの1ショットが強烈な反響を呼んでいます!TwitterでRT3000!いいねは4000を突破!!パトレイバーファンはまだまだ健在っ!
茨城県警と特車二課の完璧なコラボ! pic.twitter.com/oeiCRKBaWj
— まさチキン@あいさつbot (@ma_sa_chicken) 2017年9月30日
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アクセス
名称 | 茨城空港 |
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住所 | 茨城県小美玉市与沢1601番55号 |
Webサイト | 茨城空港公式サイト |
記事は筆者の主観が多分に含まれております。
誤解や情報が古くなっている場合があることをご了承ください。
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