wata
日本一早い豆まきが1月11日に開かれました!
これでどこかわかる方はなかなかの神社通。わたしが知る限りは茨城で一社だけですね。
この記事では下妻市の宗任神社の追儺祭(豆まき)をご紹介します。ご祭神の阿部宗任は安倍晋三総理のご先祖にあたります。詳しいことは以下の記事をご覧ください!
目次
宗任神社の追儺祭とは
追儺祭についておさらいしておきましょう。
【追儺】
悪鬼・疫癘を追い払う行事。平安時代、宮中において大晦日に盛大に行われ、その後、諸国の社寺でも行われるようになった。古く中国に始まり、日本へは文武天皇の頃に伝わったという。節分に除災招福のため豆を撒まく行事は、追儺の変形したもの。鬼やらい。 [季] 冬。
コトバンクより
することは節分と同じです。豆まきもありますよ。追儺と節分は厳密には異なりますが、旧暦だと大晦日に追儺があり、新暦だと2月3日に節分があるということですね。
宗任神社の追儺祭は毎年1月11日です。同日にご祭神の阿部宗任が目覚めるおめざめ祭も開かれますよ。ご祭神は12月30日から眠りにつき、この日に目覚めるので氏子にとっては初詣の日でもあるんです。おめざめ祭は朝7時からと早めです。
駐車場と電車アクセス
特に臨時駐車場が用意されていませんので、鳥居の前か写真の石材の置かれた以下が駐車場です。
”宝まき”の時間でなければ問題なく駐車できると思います。もし駐車できなかったら神社に電話すれば別の場所を案内していただけるかもしれません。
電車でお越しなら常総線の宗任駅が最寄りです。そこから徒歩約12分の位置にあります。
スケジュール
追儺祭では午後1時から午後6時まで祈祷受付。この間、午後5時頃からお菓子やお守りをばらまく”宝まき”があります。
宝まきは集まりの状況を見てはじまります。今年(2020年)は土曜日でしたので、集まりがよかったようで4時半頃からはじまりました。
冬なので4時過ぎるとだんだん暗くなってきて寒さかったです。お越しになるときはぜひ暖かい格好で。境内にはお焚き上げの火がありますので、そこで暖をとることができました。
豆まき
豆まきは追儺祭でご祈祷を受けた方が最後に行います。特徴としては「鬼は外、福は内」ではなく「福は内」だけ言うことですね!
そのようすを茨城新聞の動画でご覧ください。
平成29年の動画ですが、今年(令和2年)も同様でした。一般の方は豆をまくときだけ見ることができます。
宝まき
宝まきは社殿右手の御神楽殿と左手の参集殿通路から巻かれます。
初参加だったのでお菓子をひとつひとつバラまくのかと思っていたら、袋詰して一気にやります。袋麺なども入っているので当たると若干痛い。
この日はすごく子どもが多かったので賑やかでした。見たことない大きさの袋を持った子どもがいましたね。それ一杯に詰めたら持てないと思うよ。。
わたしも1個だけゲットできました。中には。。うまい棒、ベビースターラーメン、辛ラーメン。。ごちそうだっ!!
お菓子に混じってお守りも入っていました。ありがたいですね。良い1年を過ごせそうです。
ふだんはとてものんびりした雰囲気の宗任神社ですが、この日はたくさんの子どもたちと賑やかな時間を過ごせました。日本一早い豆まきは旧暦に従った由緒正しきおまつりです。ぜひ足を運んでみてください♪
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参集殿の通路側は投げずに手渡ししていました。小学生未満であればそちらに行くのがよいかと思います。
御朱印
祭礼の日であっても御朱印をいただけます。初穂料は300円です。
ただし、祭礼の準備がある宮司ではなく氏子の方々が対応されているせいか、通常より若干簡素なようです。
兼務社もいただけましたが、お忙しい場合はお時間を要するかと思います。
アクセス
名称 | 宗任神社 |
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住所 | 茨城県下妻市本宗道89 |
駐車場 | あり |
Webサイト | 茨城県神社庁 |
まとめ
この記事のまとめ
- 宗任神社の追儺祭は旧暦に従い日本一早い豆まきをする
- お菓子やお守りをまく”宝まき”は午後4時半〜5時頃
- 御朱印は通常の書き手と異なるので少し違っているかもしれない
記事は筆者の主観が多分に含まれております。
誤解や情報が古くなっている場合があることをご了承ください。