wata
かすみがうら市にある懐かしの水族館に行ってきました。その名もかすみがうら市水族館。まんまですね。
ここすごく思い入れがあるんです。土浦とか石岡の30代はけっこう行ったことあるのではないでしょうか。そういえば初めての水族館だったかも。
この記事ではリニューアルしたかすみがうら市水族館をご紹介します。ならではの魅力を3つにまとめました。子どもにとって特に価値ある水族館ですよ〜1
館内の写真は見やすさを重視して明るくしてあります。実際には水中と同じくらいの暗さです。
かすみがうら市水族館とは
かすみがうら市水族館は旧出島村の歩崎公園内にあります。目の前に日本で二番目に大きい湖・霞ヶ浦が見えまして湖畔の小さな水族館として知られています。
展示されているのは霞ヶ浦や利根川水系に生息する淡水魚を中心に約100種類。土日や長期連休にはイベントを開催しています。
水族館がオープンしたのは1989年4月。じつに30年を超える歴史があるんですね。わたしは幼い頃に両親に連れて行ってもらった思い出があります。
水辺の生き物を触れることにすご〜く感動したので、すぐにまた連れて行ってとねだったものです。いや、ギャン泣きして強要した気がします。それくらい楽しかった!
その水族館が今年の2月1日にリニューアルしました。茨城新聞によると次のとおりです。
大型から小型まで水槽や館内設備を一新した。ワカサギやタナゴといった霞ケ浦や利根川水系の淡水魚約100種類を展示。近隣の魚の生態系を学ぶことができる。
上からのぞく大型水槽 かすみがうら市水族館、リニューアル/茨城新聞
実際に見てきましたが、展示されていた生き物にはさほど変わりなかったと思います。30年も経っているので色々直すところがあったのでしょう。
アクセスは車になるかと思います。駅からバスやタクシーなどで行けますが、交通費が入館料よりずっと高くなるのが悩ましい。県民のほとんどは車持ちなので問題ないですけどね。
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駐車場とお手洗い
公園の駐車場を利用できます。充分な広さなのでほぼ確実に停められるでしょう。
お手洗いは公園と駐車場の間です。最近新しくなりましたので快適ですよ。(男性用は外から見えるのが気になりますが。。)
そういえば、水族館内にお手洗いあったかな?とにかくここで済ませておのがよいでしょう。
敷地内にあるおしゃれな建物はかすみキッチンです。地産地消で驚くほどおいしい洋食をいただけるのでオススメ。最近はかなり混雑しているようなのでお早めにどうぞ。
料金
水族館の入館料はこちらです。
激安です。これでなにかを体験できるということがすごい。
料金の右側の列にある『資料館』は高台にあるお城のことです。主に出島地区の民俗を学ぶことができます。帆引き船や漁業の道具なんかが展示されています。
資料館の企画展では市内の文化財なども展示されますので寺社の宝物などにご関心ある方にオススメですが。。子どもにはちょっと難しいかと。
館内は撮影可能ですが、フラッシュ撮影は禁止です。光が出るものはすべてNGなのでスマホのライトなども禁止です。その他飲食や喫煙もNGです。
市水族館の3つの魅力
水族館の入口です。公園には巨大な鯉が泳ぐ池や時間で吹き出す噴水などがありますのでいつも子どもたちが遊んでいます。
また、霞ヶ浦側はサイクリングロードになっていますので、天気がいい人はたくさんの自転車を目にします。
それでは入館してかすみがうら市水族館の3つの魅力をご紹介します。
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コストパフォーマンス良好
茨城の水族館といえば大洗町のアクアワールドです。たしかに広くて充実した内容なので大人気。もはやテーマパークとかエンターテイメントに近いです。
そちらと並べると物足りない印象かと思いますが、かすみがうら市水族館は教育に軸を置いていますので単純に比較できません。
「キレイ!大きい!すごい!」といった感動も大切ですが、そんな生き物が生き続ける環境を意識することも忘れてはいけませんよね。
展示の内容が身近であることから、子どもにとって理解しやすいのではないでしょうか。わからなくても展示の解説でフォローできるようになっています。
水棲生物は水中でなければよくわかりません。ふだん子どもたちが目にしないのでいい刺激になると思います。コストに対するパフォーマンスは満足できるはず!
館内には有名人からのメッセージも。。
写真はゼニタナゴです。タナゴは水質のよかった霞ヶ浦で見れた魚でわたしの幼い頃にはすでにほとんど見れませんでした。
タナゴの中でも特にウロコが細かく美しいのがゼニタナゴ。こうした姿を見ると環境保護の意識もちょっと変わるかな〜
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ほどよい規模でわかりやすい展示
大きな水槽は驚きもあって素敵だと思います。でも、学びに必要かといえばそんなことありません。人の視野は決まっていますし、子どもの視野は大人よりもずっと狭いですから。
水槽の高さは子どもに合わせたものですし、さほど混雑しませんからじっくり見ることができます。周囲がガヤつかないことで子どもにとっては集中しやすい環境といえるでしょう。
展示は霞ヶ浦に生息する生き物からはじまり、外来魚や絶滅危惧種、珍しい生き物などでジャンル分けされていました。ただ。。もっとそのことをわかりやすく案内されているとよかったかも。
展示物や解説は画一的なデザインだったのでメリハリを出した方がよかったですね。リニューアル直後は解説自体がないものもあったような。。時間が経てば解決するはずです。
写真は外来魚のライギョ(カムルチー)。モンスターっぽいので大人でもちとビビる。外来魚はどれも攻撃力高そうでした。
強いことは生物としていいのですが、日本では生態系を壊す危険な存在。その考えもまたエゴといえなくもないですが、なにもしないで生態系が壊れるのを見ているのも無責任ですよね。持ち込んだのは人間なので。。
自然や生物との関わり方、この機会に話し合うのもいいと思います♪
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会話のネタになる
最後はやっぱりお話のネタになることが魅力。親子、友人、カップル、一人で行ってもだれかと話すときの話題になります。
当然ですが、実際に見ることは本や映像で見るのと違います。感じたことをどんどん発信することで知識も見識も深まりますから、大人であってもいい刺激を得られるはず。
わたしは脳トレ的な感じでときどき足を運んでいます。本を読むのも体験するのも繰り返しが大切だと思うんですよね。小さな子にもぜひそれを肌で感じて欲しいです!
アクセス
名称 | かすみがうら市水族館 |
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住所 | 茨城県かすみがうら市坂910-1 |
開演時間 | 9:00-17:00 (入館および入館券の販売は16:30まで) |
駐車場 | あり |
定休日 | ・月曜日 (月曜日が祝日や振替休日の場合は、その翌日) ・年末年始 (12月28日~翌年1月1日) |
電話番号 | 029-896-0722 |
Webサイト | 公式サイト |
まとめ
この記事のまとめ
- かすみがうら市の水族館は2020年2月1日にリニューアルオープン
- 歩崎公園の一画にある湖畔の小さな水族館
- 小規模ながらしっかりと教育要素がある展示
記事は筆者の主観が多分に含まれております。
誤解や情報が古くなっている場合があることをご了承ください。