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古内茶の新茶を楽しんできました〜♪
お茶もコーヒーも苦味の強いものが好きなんですが、スッキリとした新茶は暑い季節にいいですよね〜。
古内茶は城里町でだけ生産される茨城三大銘茶なんです!(他はさしま茶と奥久慈茶)ぜひ覚えておいてくださいね。
この記事では城里町の古内地区で開催された古内茶 庭先カフェをご紹介します。名産品を使ったまちおこしの取り組み、さまざまな工夫を楽しませていただきました!
古内茶とは
古内茶は茨城三大銘茶のひとつ。城里町の古内地区で生産されたお茶です。
もともと市内の清音寺で作られていたお茶なのですが、その味に感激した水戸黄門(徳川光圀)の勧めによって古内地区一帯で栽培されるようになりました。
味の特徴を城里町の地域おこし協力隊のサイトから引用します。
後味すっきり・甘みと苦味のバランスがほどよいお茶
各お茶園によって違いもありますが、古内茶には、後味がすっきりしていて、甘みと苦味のバランスがほどよいという味の特徴があります。
【特産品】茨城三大銘茶のひとつ、古内茶。協力隊コラボで「ティーバッグ商品」を開発中!⇒完成しました!(上古内・下古内)/アーカイブ版『しろいろ』
わたしが今回いただいたのは新茶なので、通常よりも苦味や渋味が抑えられていたと思います。ふだんお茶を飲まない方にオススメしますよ〜!
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古内茶庭先カフェ
初開催の庭先カフェとはどんなイベントでしょうか。チラシから引用します。
茨城三大銘茶「古内茶」の産地の古内地区。
古き良き田舎の風情が残るこの地区で、それぞれのご自宅の庭先を開放し、家庭ごとのお茶とお茶請けを用意して皆様をお待ちしております。
六月は新茶の季節です。
ぜひ足を伸ばしてお立ち寄りください。
訪問先となる『ご自宅』はぜんぶで9軒。300円のお休み料で新茶とお茶請け(お菓子やお漬物など)をいただけます。
変わったイベントだなーと思いましたが、2013年に静岡県の大沢地区で始まった縁側カフェがモデルです。有名な日本茶の産地を参考にしたんですね。
昨年11月に地元住民を対象にテスト運営もしたとか。そのときは3軒だったので、今回、規模を拡大していよいよ本番というわけです!
9ヶ所ぜんぶ周ったうち、興味深かった4ヶ所をご紹介します。
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駐車場
各住宅には駐車場があるものの個人宅ですから広くありません。基本的には受付本部のある旧古内小学校の校庭に駐車して徒歩で周るようです。
小学校から一番遠い旧根本工業までは片道3.5km。往復7kmは歩数だと10,000歩くらいでしょうか。ちょっとしたウォーキングを兼ねたイベントですね。
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鯉淵宅カフェ
鯉淵さんち!と言ってもふつうの人はわかりません。でも、ここは知る人ぞ知るお家。。
お隣りにある鹿島神社の宮司さんがいらっしゃるんです。イベントのときは無理ですが、お参りした後に御朱印をいただけますよ。
この日は庭先を開放してのカフェ。どうなるかな〜と席で待っていたらこちらが運ばれてきました!
冷たいお茶もあるよとのことでセレクト。ホットよりも香りはおさえられますが、よく冷えていて爽やか。いくらでも飲めちゃう。。
みつ豆も甘さ控えめでお上品なお味。お茶請けを出してくれたお姉さんがとても元気だったのでなんとなく大胆な味付かと思っちゃった。ふふふ。
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むら工房
むら工房では水戸ワインのワークショップがありました。水戸ワインは筑波大学の学生チーム。デザインとワインで町おこしをしているんです。
庭先カフェの看板はみんな学生たちが書いたそうです。茨城メイクアップというチームもそうかな?わかりやすくてキュートなイラストですね!
写真ののれんは水戸の『すきま場る』でも使われたもの。(場る=バル=ちょっとした酒場)
学生がお酒を扱うのはちょっと驚きましたが、ワインには日常と少し違ったおしゃれがあって面白いと思います。若い方は日本酒やビールよりもワインに興味を持つかな?
ワークショプではワインに使われる『ブドウ』に着色させていただきました。水彩絵の具なんて一体何年ぶりに触ったか。。新鮮な体験でした。
じつは城里町ではワイン用のブドウを生産しています。むら工房のとなりで実際に育てられていましたので、ブドウ畑を見学させていただきました。
はじめてまだ3年ほど。慣れない取り組みで苦労も多いそうなんですが、水戸で醸造されて販売されていますよ〜♪
こちらでは温かいお茶とご飯、たけのこのお味噌汁などをいただきました。素朴!
旧根本工業
旧根本工業。。名前の通り住宅ではありません。この会場だけ特別でヴィレッジマーケットカフェが古内茶を振る舞っていました。
まずはあべかわ餅。静岡の名物であらめについたお餅にきなこと白砂糖がまぶしてありました。驚くほど甘い!お茶が欲しくなる。。ごくごく。
さらにピザの引換券をいただきました!どこで交換できるのかなと思ったら一番奥の軽トラに。。おおっ窯がありますね!
大丈夫なのか!?と思いましたが大丈夫なのでしょう。こんがり日焼けしたお兄さんに引換券を渡してしばし待つ。。10分ほどで焼き上がったと思います。
お茶っ葉をトッピングした古内茶ピザ!お茶とチーズとソースだけのシンプルなピザなんですが、これが香ばしくておいしい!サイズも絶妙〜♪
マーケットカフェなので物販も多かったです。茨城町にんにくはゲットしましたけど、もっとお野菜やお茶を買ってもよかったかな。
旧社屋はギャラリーとして改装されており、古内在住の作家さんの作品を展示。マジックショー、音楽ライブなどもありました。
マジックショーは投げ銭システムだったか。。気づかず失礼しました。お客さんとの距離が近いと投げ銭もありですよね。
最後に火翁窯さんのぐい呑をゲット!さいきん、県内の陶芸家さんの作品で日本酒飲むのが趣味なんです♪
加倉井宅
他のカフェから離れていますが、行ってよかった加倉井宅カフェ。
入り口はバラのゲートになっておりまして、庭に入ると一面バラの香り。なるほど、女性が多いのも納得です。
バラの見頃と新茶ってかぶるんですね。いいことを知りました。
屋外の他にハウス栽培もされていましたので、たとえ雨でも楽しめます。立派に育った美しいバラ。女性には一輪プレゼントされていました!
お茶請けはむしパンとお漬物。夕方近くなので少し気温が下がってきましたので温かいお茶がしみる。。
イベント概要
名称 | 古内茶 庭先カフェ |
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日程 | 2019年6月2日 |
会場 | 城里町古内地区 |
時間 | 10:00~15:00 |
駐車場 | 旧古内小学校(城里町下古内405) 各会場に少しあり |
主催 | チャレンジしろさと チャレンジいばらき県民運動 筑波大学 芸術系 渡研究室 |
協力 | 古内地区地域協議会 古内茶生産組合 城里町地域おこし協力隊 城里町開発公社 水戸農業協同組合北部営農資材センター 筑波大学 adp「茨城メイクアップ」・adp「水戸ワイン」学生プロジェクトチーム |
まとめ
茨城三大銘茶のひとつ古内茶は水戸黄門にゆかりがあり城里町の古内地区で生産されています。
2019年6月の新茶の季節には庭先カフェを開催。
古内地区の庭先で新茶と一緒にさまざまなお茶請けを楽しめる健康的なイベントでした!
記事は筆者の主観が多分に含まれております。
誤解や情報が古くなっている場合があることをご了承ください。