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紅葉狩りは袋田です!
大子町の観光スポットといえば袋田の滝。これまでひなまつりやよさこい祭り、ガルパンイベントなどでご紹介しましたが、やはり紅葉は押さえどころ。
迫力ある滝と美しい紅葉。そして周辺にはおいしい地元料理の数々。この記事ではご覧になるまでの要所と滝にまつわる伝説について書きます。
袋田の滝とは
袋田の滝は大子町袋田にある滝。高さ120m、幅73mと巨大。日本三名瀑に数えられています。年間通して多くの観光客が訪れますが、紅葉シーズンは別格。ピーク時は周辺地域まで渋滞します。
滝は4段に分かれて落下することから四度の滝とも呼ばれます。滝の上にはさらにもうひとつの滝(生瀬滝)。2015年にあわせて国指定の名勝となりました。
同年、恋人たちの聖地にも認定。滝の中にハートが見えるんです。水量の変化によって何種類かありますので、見つけてみましょー!
袋田の滝は「恋人の聖地」
貴方のハートを見つけよう‼
私のハートはビックハート❤‼
第2観瀑台から見えます。
2月11日は袋田へおいでよ。https://t.co/iQnOOuVrSC pic.twitter.com/A363mKbePc— 大子袋田の滝ハートプロジェクト@一番くじ12/1土曜日10時から (@f_heart_project) February 5, 2017
冬のライトアップや氷爆(滝が凍ること)なども好評。SNSでよく見かけます。その昔、西行法師が「この滝は四季に一度ずつ来てみなければ真の風趣は味わえない」と絶賛したそう。今年4回来てるし納得。。
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無料駐車場
袋田の滝の駐車場はほぼ有料。お買い物をすると無料になることが多いですけどね。無料の町営駐車場は以下です。少々歩きますがお得なのは間違いありません!
◯町営駐車場1(50台駐車可・無料)(滝まで1km)
◯町営駐車場2(220台駐車可・無料)(滝まで1.5km)
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入場口
駐車場から滝の入口へ。途中には昔ながらのお土産屋さんやお食事処がたくさん。紹介したいのですが、今回は自粛。。とても美味しいものばかりなのでぜひお土産にしていただきたいですね。オススメはこんにゃくとアップルパイ!
滝の入場口は通常と吊り橋側の2箇所です。初めてならふつうに歩いてたどり着く通常入口がいいでしょう。途中にイルミネーションを見れますし、吊り橋は帰りに渡れます。
入場料金は大人300円、子ども150円、小学生未満は無料です。団体(30名以上)だと50円割引になりますよ。
さらに!以下の方々は50円割引されます。
- JAF会員・・・5名様まで
- いばらきシニアカード・・・本人のみ
- いばらキッズクラブ・・・1名様まで
- 茨城県交通安全協会会員・・・2名様まで
- SDカード・・・1名様まで(有効期間1年間)
- 大子町消防団員・・・本人およびその家族
その他、料金につきましては大子町のサイトでご確認ください。利用料免除も説明されています。
観瀑台
紅葉シーズンは夜間ライトアップがある関係で昼間のトンネルにもイルミネーション♪
滝を見るせり立った場所を観瀑台といいます。袋田の滝は1Fと2Fに2ヶ所あって、2Fはエレベーターを利用します。滝を間近で見れる1Fは素敵ですが、この時期の2Fは素晴らしい〜!
今年は11月6日に見頃が発表されました。撮影した17日はピーク過ぎ。できれば見頃がはじまった1週間以内に行けるといいですね。
大子町の紅葉の名所は他に何箇所もあります。見頃を迎える順番は八溝山→袋田の滝=永源寺(もみじ寺)→月待の滝です。法龍寺や高徳寺もオススメ。
紅葉情報は観光協会のブログが日々写真付きで教えてくれるので便利です♪
天狗岩の伝説
袋田の滝の右上の辺り。尖った岩がわかるでしょうか。天狗岩といいます。
『茨城の伝説』によると、ここは天狗の展望台。悪いことをする人間を見張っていた場所だそう。滝壺でとられた魚を笹の葉に入れ替えたり、木を切り倒した人の頭を叩いたりしていました。そしてときには『天狗かくし』も。。
天狗は恐ろしい存在。。というわけでもなさそうです。次のようなお話があります。
「なにをぼんやりとしている」
「田舎の年老いた両親がどうしているかと心配しているのです」
若者は幼い頃から両親を大切にしてきたが、仕事のためにいくつも山を越えてこの地にやってきた。しかし、次第にホームシックになり、仕事が手につかなくなっていたのだ。
「感心な若者だな」
そう言うと若者の前で背を向けて「少しの間目をつむっていなさい」。次の瞬間、老人は若者を背負うと空を飛び始めた。
しばらくすると若者は地面に下ろされ目を開ける。しかし、そこに老人はおらず、あるのは実家のある田舎の風景だった。若者は実家に飛び込み両親にその話をした。
「それはお前の優しい心に感動した天狗さまがはからってくれたんだよ」と両親は喜んだ。
ええ、話や。その後、若者の仕事がどうなったのかはわかりませんが。。
滝の周辺には天狗が出たお話は他にもあります。近くの不動堂に白衣の修験者がよく来ていたので天狗と勘違いしたとも。不動堂は四度の瀧不動尊の奥の院のことかと思います。
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ライトアップイベント『大子来人』
紅葉にあわせて滝をライトアップする大子来人もスタート。こちらは紅葉が終わっても継続。翌年の1月末まで楽しめます。
ライトアップされた滝は1Fと2Fのどちらの観瀑台でも見ることができます。吊り橋の辺りから見てもキレイですよ。
わたしは夜に行けませんでしたので、おっつーさんの投稿をお借りしてご紹介します。
ライトアップされた袋田の滝がかっこよすぎた…まさに日本三名瀑!!( ;∀;)大子はんぱないって!#茨城県 #大子町 #袋田の滝 #ライトアップ #大子来人 pic.twitter.com/VgBOKHDUz4
— おっつー (@pepsipepsiiiiii) November 10, 2018
赤、黄、緑とすごくカラフル!青いレーザービームもかっこよく好き。
トンネル内は日中もある木彫りのランプの他、自然・星空・水のテーマごとにイルミネーションされています。ああ、見たい。。
実際に足を運ぶと滝の轟音やひんやりした空気も感じることができます。大自然と芸術を一緒に楽しめる機会。寒い時期、大子にきたら思い出していただきたいですね。
11月は日没から8時。12月〜1月は7時までです。料金などは日中と変わりません。
Youtubeに公式動画がありますので、そちらもお楽しみください♪
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アクセス
名称 | 袋田の滝 |
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住所 | 茨城県久慈郡大子町袋田3-19 |
営業時間 | 8:00~18:00 (11~4月は9:00~17:00) ※ライトアップ期間中は20:00まで(年により変わります) |
入場料 | 大人 :300円 子ども:150円 小学生未満:無料 団体(30名以上)だと50円割引。 |
駐車場 | 別途紹介 |
定休日 | 無休 |
交通機関 | ■電車・バスで JR水郡線「袋田駅」よりバスで10分 ■車でのアクセス 常磐自動車道「那珂IC」より約50分 |
WEBサイト | 大子町公式 観光いばらき内 |
まとめ
袋田の滝は茨城県有数の観光地。特に紅葉シーズンが人気です。
見頃を迎えるのは11月上旬〜中旬。年によって異なりますので、観光協会や観光いばらきでご確認いただいてからお越しください。
夜はライトアップイベント『大子来人』も開催。紅葉が終わっても氷爆などの見どころ満載のスポットです。
参考文献
茨城の伝説/編:茨城新聞社
記事は筆者の主観が多分に含まれております。
誤解や情報が古くなっている場合があることをご了承ください。