wata
『ひよっこ』人気もあって、茨城の県北が注目されています!
のどかな里山風景が素敵で食べ物も最高に美味しいです。明治以降に工業化する前は多くの住人がいましたので歴史もあるんですよね。
県北は高速道路を下りてしばらく走っていから里山、ということが多いですが、高萩市の場合は高萩ICを下りてすぐに県北らしい風景に出会えます。
山、川はもちろんのこと、高萩市といえば渓谷を忘れてはいけません。今回は花貫渓谷を楽しんできました!461号をのんびり走る旅です。
道はずっとこんな感じなので、行かれる方はぜひ安全運転でお願いします♪
花貫ふるさと自然公園
まず向かったのは花貫ふるさと自然公園。キャンプ場としても楽しめますが、観光案内所を兼ねています♪
『ひよっこ』の舞台であることを盛大にアピールしています。撮影風景を見ると、市役所の職員が150名も稲刈りの撮影に参加したとあります。
たしかに、ボランティアだけじゃ難しそうですが。。『ひよっこ』はまさに茨城県産のドラマですね!
他には高萩市の歴史や自然について展示があります。う〜ん、のめりこんでしまう。
ここにきたらぜひ市内の観光パンフレットをゲットしてください!
注目はタカハギジマンと高萩飲食店マップです。この2冊は写真も内容も素晴らしいです。読むと感動するレベルなので、見かけたらしっかり持ち帰りましょう!
あと行き先はここでガイドさんに確認しておくといいです。パンフレットとガイドさんの説明のダブルなら効率よく観光できます♪
わたしは不動滝や汐見滝吊り橋に行く際の駐車場を確認できて助かりました♪
アクセス
名称 | 花貫ふるさと自然公園センター |
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住所 | 茨城県高萩市秋山2989-14 |
問い合せ時間 | 9:00-16:00 |
交通機関 | JR常磐線高萩駅からタクシーで約20分 常磐自動車道高萩ICから車で約15分 |
駐車場 | 無料30台あり |
Webサイト | 観光協会内 |
清流の郷・花貫物産センター
朝からずっと運転だったので、お腹が空いてしまいました。お昼は清流の郷。物産センターと一緒になっている蕎麦とうどんのお店です。いっぱい食べよーとはりきって注文!
渓谷に入ると飲食店がほとんどありません。こちらは広めのテーブル席がいくつもありますので家族でも立ち寄りやすいですよ。食券制になっています。
お蕎麦にかき揚げ、とろろご飯、小鉢がついて750円!
アクセス
名称 | 清流の郷・花貫物産センター |
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住所 | 茨城県高萩市大能1100-2 |
営業時間 | 8:30-17:00(11~3月は9:00~16:00) |
駐車場 | 無料30台あり |
交通機関 | JR常磐線高萩駅からタクシーで約30分 常磐自動車道高萩ICから車で約25分 |
Webサイト | 観光協会内 公式ブログ |
食べすぎのお腹を抱えて次のスポットへ。
名馬里ヶ淵
こちら名馬里ヶ淵は観光スポットとは少し違うかも。どちらかというと伝説の地です。どんな伝説があるのか看板から全文引用します。
昔、この川下の野々平にすむ伊兵衛(いへい)の家に一頭のめす馬がいました。この馬はいつもこの辺へきて淵で遊んでいました。この淵のぬしは大蛇でした。
やがて、この馬は子馬を生みました。ふしぎなことにこの子馬は馬小屋の出入口にわたしてある棒の上にねていたり、樹の上に登って遊んでいたりしました。伊兵衛や村びとは、この馬は大蛇の子にちがいないと驚き淵の中へ投げこんで沈めました。
すると、急に空が暗くなり、はげしい風雨がつづき大洪水となり野々平は流されてなくなりました。それ以来この淵を名馬里ケ淵と云われるようになったと伝えられています。
高萩の昔話と伝説より
この地で起きた大洪水は、淵に投げ込まれた子馬が起こした。。?古くから(大)蛇は水や川と深い関係があるとされています。日本神話に登場するヤマタノオロチも氾濫する大きな川だとか。。
洪水に馬が関わっているというのは珍しいですね。馬は人間にとって身近な存在ですから、恐ろしい伝説につながりにくいはずですが。とりあえず考察はこの辺にしておきます。
名馬里ヶ淵は、『淵』というだけあって、流れてきた水がたまる場所です。子どもが遊べそうでしたが、足場が悪くてけっこう流れが激しいので注意が必要です。日差しも当たるので水遊びならこのあとに紹介する吊り橋周辺の花貫川がいいでしょう。
アクセス
名称 | 名馬里ヶ淵 |
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住所 | 茨城県高萩市中戸川318−0104 |
交通機関 | ■電車・バスで 常磐自動車道「高萩IC」より車で約15分 ■車でのアクセス JR常磐線「高萩駅」よりタクシー約20分 |
駐車場 | 無料 |
Webサイト | いばらきフィルムコミッション 観光いばらき内 |
汐見滝吊橋と不動滝・乙女滝
観光ガイドさんに教えてもらって、滝と吊り橋を見ようとやってきました。100台くらい停められる花貫駐車場があります。
この駐車場のすぐ隣に不動滝・乙女滝があります。滝の名前がふたつありますけど、上流の滝が乙女滝、下流の滝が不動滝です。
こちらの写真は乙女滝。個人的にはこちらの方がずっと立派なような。。見た目もそうですが、実際にとても涼しい場所です。
足場が悪いので、小さなお子さんにはオススメできないかも。滝の5m手前くらいまで濡れずに近寄れます
不動滝・乙女滝からさらに上流の方に進むと立派な吊橋があります。汐見滝吊り橋です!長さは60m。歩くとけっこう揺れます。
夏場の景観は素敵ですが、もっとも賑わうのは紅葉のシーズン。もみじで埋め尽くされた吊橋がとても美しいです!超有名な写真スポットですよ。近年、ライトアップされるようになりました。
靴を脱いで足を川につけてのんびり。しばらく水音を聞きながら、ゆっくりとしていました。たまにはこういうのもいいですよね。足元は涼しいを通り越して若干寒いくらい。この日、けっこう歩いて疲れましたが、心と身体をリフレッシュできました。
アクセス
名称 | 汐見滝吊り橋 |
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住所 | 茨城県高萩市中戸川(正確な住所はありません) |
交通機関 | ■電車・バスで JR常磐線「高萩駅」よりタクシーで約25分 ■車でのアクセス 常磐自動車道「高萩IC」より約20分 |
駐車場 | 多数無料 |
Webサイト | 高萩市観光協会 観光いばらき内 |
花貫ダム
帰り際に立ち寄ったのがこちら。堤の高さが45mもある花貫ダムです!大きすぎてファインダーに納まっていません!
花貫ダムは(堤の上から)海が見えるダムという素敵すぎる特徴があります。ただ、土日祝日は職員のお休みの関係で、ダムの上を歩けません。
いつか、お仕事サボって見に行きますか!
wata
職員がいるとダムカードがもらえます
アクセス
名称 | 花貫ダム |
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住所 | 茨城県高萩市秋山2989 |
駐車場 | あり |
Webサイト | 高萩市公式 ダムマニア |
まとめ
高萩市の花貫渓谷は夏場に涼をとることができます。
花貫川や不動滝・乙女滝など水場が豊富で子どもが水遊びすることもできます。
ただ、少々足場が悪いので安全に注意しながら楽しんでください。
記事は筆者の主観が多分に含まれております。
誤解や情報が古くなっている場合があることをご了承ください。