郷土資料館 梅津会館|梅津氏に寄付された元町役場|常陸太田市

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wata

ども!いばらき観光マイスターのwata(@wata_ibamemo)です!

資料館や博物館には行きますか?ほとんど行かないのではないでしょうか。

だからこそ誰もが見やすい、理解しやすいように工夫されてたりするんですよ。市内のイベントのときなどにブラリと立ち寄っていただきたいですね〜色々発見があるはずです。

この記事では常陸太田市の郷土資料館 梅津会館をご紹介します。先日、集中曝涼で訪れてやっぱりいい資料館だと思いました♪

梅津会館

梅津会館

梅津会館

梅津会館は常陸太田市の西二町に位置しています。鯨ヶ丘商店街のすぐ近くでたびたびイベント会場になりますが、ふだんは郷土資料館としてさまざまな文化財を展示しています。

入場・駐車場はともに無料です。いつでもプチお勉強できちゃいます!

電車でも行けますよ。水郡線の常陸絵太田駅を下りて徒歩15分ほど。途中の坂を登るのが少々大変なんですけど。。

梅津会館について集中曝涼パンフレットから引用します。

当市出身の実業家梅津福次郎氏の寄付により、昭和11年(1936年)に太田町役場として建てられました。昭和53年(1978年)に市役所が移転した後は内部を改装して郷土資料館として利用されてきました。平成23年(2011年)より耐震補強と建物の本来の魅力を引き出すための復原工事実施し、平成26年(2014年)にリニューアルオープンしました。
集中曝涼パンフレット

かつて役場だったというのが面白いですね。それに役場自体を寄付した梅津福次郎氏も。。

梅津氏銅像

梅津氏銅像

梅津氏は旧太田村の下井戸に生まれ、北海道で商売をして成功。晩年は常陸太田の役場だけでなくお世話になった函館市に中学校の土地と校舎を寄付しています。スケールが大きすぎる。。

会館の入口に銅像があります。なんとなくお顔を拝見してから入館するんですよね〜

wata

集中曝涼の会場のひとつである久昌寺は梅津氏の菩提寺です。なんと梅津氏は本堂を寄付したんです!


参考
梅津福次郎の生涯常陸太田教育委員会

駐車場

梅津会館の駐車場は建物前の道路を挟んで反対側にあります。広くて整備された駐車場なので安心して利用できます。

ひなまつりなどでも利用できます。商店街を周るのに非常に便利なオススメの駐車場です!

1階

1階の常設展示

1階の常設展示

建物入ってすぐは常設の展示室です。基本的は市内の歴史や地理に関するものですが、企画展にあわせて変更されることも。

訪れた集中曝涼の日は入口に撮影禁止の札があった気がしたので控えましたが、大丈夫なときもありますよ!

商店街や市内のイベント情報もこちらでゲットできます。集中曝涼ではスタンプラリーのスポットになっていました。景品交換所も兼ねていたので、参加者のほとんどが訪れたと思います♪

企画展示室

1階の離れのような場所に企画展示室があります。文化財はこちらに置かれる場合が多いですね。

基本的に写真撮影ができませんので市のTwitterからご覧ください。

企画展示室は市内の数カ所にわかれている文化財をまとめて展示してくれます。解説付きでわかりやすいのもナイス。このときは愛宕神社(玉造町)の掛け軸が素晴らしかったですね。

展示内容は公式サイトがあるのでチェックしてみるといいですよ!


参考
展示イベントのご案内常陸太田市教育委員会

2階

2階の元会議室・議場

2階の元会議室・議場

竣工時、会館の2階は会議室や議場として使われていました。洋風でとってもオシャレですよね。

写真中央の少し高くなっている場所は議壇です。後ろは扉になっていて開閉できるようになっています。中には御真影(天皇皇后両陛下のお写真)が安置されていたそうです。

こちらのスペースは貸出をしています。昨年(2018年)の集中曝涼の日は夕方から音楽ライブをしていましたね。同市出身のマシコタツロウさんも演奏したことがありますよ。なかなかいい雰囲気!

常陸太田市と子育て

常陸太田のバス

常陸太田のバス

梅津会館に足を運ぶといつも受付(案内)の方に親切にしていただけます。さほど気にしていなかったのですが、資料館のパンフレットを読んで「なるほど」と思いました。

常陸太田市では、子育て支援を推進しており、その一環として、梅津会館の管理を「NPO法人 結」に委託しています。梅津会館の受付は、子育て世代のお母さんたちが担当しています。

最近まで知らなかったのですが、常陸太田市は子どもを育てやすい環境としてすごく注目されているんです。駅とか商店街でも「子育て」の文字をよく見かけるんですよね。

宝島社が発行する「田舎暮らしの本」の「2018年版住みたい田舎ベストランキング」では堂々の1位。相談窓口や経済的なサポートが充実していることが要因とされています。

他の自治体と同じく少子高齢化の問題を抱える常陸太田市ですが、市内で生まれた子どもよりも小学校へ入学する子どもが多いことから子育て世代が移住していることがわかるそう。

常陸太田市のマスコット”じょうづるさん”も上手な子育を応援する活動から公式キャラクターに成長していったんですよね〜

アクセス

名称 郷土資料館梅津会館
住所 茨城県常陸太田市西二町2186
営業時間 9:00-17:00
駐車場 あり
定休日 月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
電話番号 0294-72-3201
Webサイト 常陸太田市公式




まとめ

この記事のまとめ

  • 梅津会館は郷土資料館。同市出身の梅津氏の寄付によって建てられた
  • 資料館は定期的に企画展を開催している
  • 常陸太田市は子育てに力を入れている