【笠間三稲荷】城山稲荷神社|笠間市【出世稲荷】

この記事でわかること
  • 城山稲荷の由緒
  • 駐車場について
  • 御朱印のいただき方

wata

ども!いばらき観光マイスターのwata(@wata_ibamemo)です!

出世。。したいですよねー。忙しく、辛さが増すのは嫌ですが、やりがいを感じて社会に貢献できるような出世は歓迎です。

この記事では笠間市の城山稲荷しろやまいなり神社をご紹介します。「出世稲荷」とも呼ばれる笠間三稲荷のひとつです。笠間稲荷のすぐ近くなので、ぜひ参拝してみてください!

城山稲荷神社とは

城山稲荷神社

城山稲荷神社

由緒

笠間稲荷と与利稲荷とあわせ笠間三稲荷に数えられる城山稲荷神社の由緒をご紹介します。

茨城県神社誌と同神社で配布しているパンフレットや案内板(教育委員会作成)をもとにしています。

不詳
創建
佐白山上に祀られる
元久年間/1204-1206年
遷座
笠間城に築城にあたり、城主・笠間時朝により佐白山麓に遷座
元和7年/1621年
遷座
新町に遷座。新町稲荷と呼ばれる
正保年間/1644-1648年
遷座
時の城主・井上正利により居城に遷座
元禄5間/1692年
遷座
正利の子・正任の御所替えに際し、現在の地(新町)に遷座。城山稲荷、城山出世稲荷、子育て稲荷と呼ばれるようになる
明治22年/1889年
本殿移築
佐白山上に鎮座していた八幡宮の本殿を移築
昭和54年/1979年
本殿が市指定文化財となる

ご祭神は宇迦之御魂うかのみたま。そして誉田別ほんだわけを配祀しています。

配祀についてはほとんど知られていないと思います。じつは本殿を別の神社から移築したので、そちらのご祭神を引き継いでいるというわけですね。

神社を居城内に移したのには面白い逸話が。茨城県神社誌から引用します。

正保年中、城主井上正利公居城内に白狐の穴をみつけたので、霊験あらたかな当社を奉遷して崇敬された。

境内の案内板には書いてあるのですが、これを由緒から省略してしまうのは惜しいですね。

笠間稲荷と比較すると正直小さく感じてしまいますが、50年ほど前の情報では氏子123戸に対して崇敬者2000人とあります。無格社とは思えません!

笠間稲荷の影響もあると考えられますが、さすが笠間三稲荷です!

アクセス

駐車場から徒歩で7分ほど。笠間稲荷のすぐとなりです。

専用の駐車場はありませんが、公営笠間稲荷駐車場(笠間市笠間1014)を利用できます。

名称 (城山)稲荷神社
住所 茨城県笠間市笠間1242
駐車場 公営笠間稲荷駐車場がオススメ
催事 1月1日…元旦祭
1月3日…元始祭
2月節分…節分祭
2月11日…紀元祭
2月初午…初午祭
6月30日…大祓式
7月10日…御田植祭
中秋の日…八幡祭
11月15日…霜月祭
12月31日…大祓式

参道

幟が並ぶ参道

幟が並ぶ参道

城山稲荷といえばこの参道。

数十メートルと短いながら両脇に真っ赤な幟旗がびっしりと並び活気を感じます。幟の日付を見ると元旦に新しくしたようですね。

歴史ある場所の景観は古くなって味わい深さを見せるのもいいですが、生まれ変わって若さを感じさせるのもよいかと思います。

wata

竹の鳥居も毎年新しくしているようですね。

社殿

拝殿

拝殿

せっかくなので拝殿の中をパチリ。鏡、御幣、それに狐の像などが見えます。この狐像が後藤縫之助の作でしょうか。

お供え物は餅、野菜、果物、お酒などです。ご祭神のご加護によって得られた産物を奉納。感謝の証というわけですね。

本殿

城山稲荷神社の本殿は市の指定文化財です。市のサイトから解説を引用します。

この社殿は欅材や桧材により造られている。各所に精巧で見事な彫刻が施され、向拝柱や貫などに幾つかの飾り金具が装飾されている。また社殿全体に彩色が施され、側面には右三巴の神紋があり、金箔が施されている。屋根は柿葺(こけらぶき)で、軒は二重繋垂木である。この稲荷は通称「新町新左衛門稲荷」又は「出世稲荷大明神」とも呼ばれている。
市指定文化財 [城山稲荷神社本殿(しろやまいなりじんじゃほんでん)/笠間市(公式)

たしかに驚くほど精巧な造り。「出世稲荷」はこうでなくては!

『由緒』でご紹介したとおり、もとは八幡宮の本殿でした。八幡宮は承応3年(1654年)創建とのことなので本殿も同時代でしょう。

覆屋がありますので、一般の参拝者はその全容を見ることができません。上記のリンク先の画像をご覧ください。

二十三夜尊

二十三夜尊

二十三夜尊

拝殿の左手にあるのが二十三夜尊です。

ふだん、逗子の扉は閉じられていますが、お正月だったので開帳されていました。

中央奥には小さな仏像が安置されています。「二十三夜尊」とありますのでおそらく勢至菩薩でしょう。

◯◯夜尊はいわゆる月待講で信仰された仏様です。月待講は江戸時代中期に始まったとされる地域の信仰で月に1回集まって月を拝むことになっています。(ややこしい文章ですみません)

実際には信仰というより、交流やミーティングをメインにしていたようです。日中はみんな仕事で忙しいので、「ややこしい話は次の月待講で」みたいな感じで。

城山稲荷の社殿と同じくらいの年季を感じます。同時代に建てられた可能性が高いと思います!

御朱印

城山稲荷の御朱印

城山稲荷の御朱印

城山稲荷神社の御朱印です。

社務所に神職がいらっしゃる際にいただけるのですが、かなりレアだと思います。

お正月以外だと祭典の日でしょうか。アクセスのところに日程を記載しますのでご参考に!

まとめ

この記事のまとめ

  • 城山稲荷は笠間三稲荷。歴代の笠間城主に崇敬された
  • 文化財に指定される精巧な本殿があり、出世稲荷と呼ばれる
  • 御朱印はお正月や例祭の日に社務所でいただける

参考文献

茨城県神社誌/茨城県神社庁

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