2月17日(水)『うなぎ地蔵』(城里町)の記事を公開しました。次回更新は2月21日(水)の予定です。

元旦に目覚める金村別雷神社の雷神様(つくば市)

明けましておめでとうございます。

ブログがはじまってしまいました。どうなるか自分でもよくわかりませんが、よろしければお付き合いください。

さて、元旦の朝は以前から興味のあった金村別雷神社に初詣してきました。この神社にはちょっぴりいたずら好きな雷神様がいるというむかし話があります。とても楽しいお話なので、このあとに書き残しておきます。

タイトルはその雷神様が毎年元旦の朝に目覚めるということです。朝の7時に御目覚めの神事が執り行われるのですが、残念ながら私が10分ほど遅刻。境内ではその様子が見れなかったのでお社の中で行われたのでしょうか。神様が目覚めているのに私が寝坊してどうする、という・・・参加できた方。情報ください(´;ω;`)

でも、神社の素敵な写真は撮ることができました。キレイな青空なので、ほんとは雷神様も寝ていたかもしれませんね。

金村別雷神社 Webサイト

お正月は鳥居の隣に大きなのぼりがあります

橋は福来橋といいます

金村別雷神社は小貝川のすぐそばにあります

神社の駐車場から見る初日の出

朝の7時頃は初詣の方が少なめでした

民話『茶釜雷神』

この神社には雷神様にちなんだユニークなむかし話があります。私がふるさと文庫で読んだ概要は以下のようなものです。

明治の初めころ、冗談の好きな農家の主人が神社で言いました。
「雷神様。たまには家に遊びに来てくれ。お茶でもてなすから」雷神様は、たくさんの願いを叶えることに忙しかったのですが「頼まれたら仕方ない」と合間を見て主人のもとに行くことを決めます。

それからしばらくたった夏の暑い日。お昼ごろから急に空模様が怪しくなります。遠くで雷が光ると、畑仕事をしていた村人たちは一斉に家へと戻ります。冗談好きの主人も家へ戻りました。しかし、主人の家はたくさんの雲に囲まれたあと、幾筋もの稲妻が大音響とともに落ちました。

恐怖で頭を抱えこんでいた主人ですが、我に返って「まさか」と思い茶釜を見ると、蓋がなくなっていることに気が付きます。主人は姿こそ見ませんでしたが、自分の声を聞いた雷神様の存在を信じるようになります。

そして、後日、なくなった茶釜の蓋は大穂町国神の麦畑で見つかりました。以来、主人は蓋の見つかった場所に祠を建て、茶釜雷神として祀るようになりました。

本によると祠は”愛国橋より北側の小貝川堤付近の畑の中”にあるそうです。私は探しに行ったのですが、残念ながら見つけられませんでした。祠は”飯岡家のもの”とあるのですが、子孫の方が管理にしているのでしょうか。見てみたいので、知っている方いらっしゃれば情報ください。

茶釜を持ち出した雷神様

illustration by TeaPM

参考
大穂町の昔ばなし/著 佐野春介/ふるさと文庫(筑波書林)

アクセス

住所:茨城県つくば市上郷8319