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みなさん『そば』はどうやって食べますか?いわゆる『もりそば』とかです。
ウワサによると、食事は自分なりのこだわりで食べるとおいしく感じるのだとか。心理学的な裏付けもあるそうです。本当のところはわかりませんが、こだわりがあった方が楽しそうですよね。
・・・そば、おいしく食べたいですよね。そこで、この記事では常陸大宮市の銘店『そば道場 久慈川翁』で教えてもらった粋な食べ方をご紹介します。
食べ方なんてひとそれぞれ。それなのにあえてやります!!
目次
そば道場 久慈川翁とは
まずはお店のおさらいから。『そば道場 久慈川翁』は常陸大宮市にある江戸そば専門店。
「江戸そばってなに?」公式サイトから引用します。
江戸時代、そばは参勤交代により江戸に持ち込まれました。その後、江戸の職人たちが一番旨い食べ方を追求して生まれたのが江戸そばです。
麺は細く汁は濃口。数本のそばを取り下3分の1程を汁に付け一気に啜る事でそばの風味が鼻に抜け本当のそばの香りが楽しめます。
そば道場の特徴/そば道場 久慈川翁公式
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お店の店主(そばを打っている)は初代の息子さん。昨年10月に取り壊される予定だったお店を買い戻して営業を再開。東日本大震災もあって店内・店外は荒れていましたが、初代と一緒に手作りで復活させました。。スゴイ!
お店はオープン前からお客さんが並んでいました。山奥なのでバイカーさんがツーリングの途中に好んで立ち寄るそうです。
すみませんが、店内の写真はありません。すでにお客さんが入っておりましたので。。でも、大勢でそば打ちができるくらい広く、古民家風なので居心地がいいですよ〜!150人ほど入れるのだとか。
いただく前にこちらをご覧ください。公式サイトにない、おいしい食べ方があります。
要約するとこんな感じ。
- つゆは足しながら使う
- 薬味は使わない
- そばは1/3くらいつゆにつける
- 乾く前にすばやく食べる
- 大きな音を立てて食べる
①はそばの水分でつゆの味を変えないため。②は本来の味と変わってしまうのでNGです。
わさびはそれだけで。ねぎは最後にそば湯と一緒にいただきます。すべてはそばを楽しむため。店内にいらっしゃる初代は「まあ、おいしければなんでもいいんですけどね(笑)」
でも、せっかくなのでお試しください!
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やまめせいろ
お待たせしました。実食します。メニューのそばはぜんぶで7種類。天せいろや鴨もいいですが。。
オススメはこれ!やまめせいろ(1,500円)。奥久慈らしいですよね。
瑞々しくて艶々のそば。なんて美しい!見るからに細くてつゆによく絡みそうです♪こんがり揚がったやまめもおいしそう!
では、お味のほどは。。。だれがなんと言おうと絶品!
そばは香りが素晴らしい!つゆなしで食べるとよくわかります。たっぷり水分を含んでいてつるつると口の中へ。モグっとした瞬間、ふわっと香りが広がるんです。
つゆはかなりの濃い口。1/3といわず、1/5くらいでも充分かと思います。そばにつけるとさらに喉ごしがよくなります。わざと音を出していただきましょう。粋になった気分!
やまめも最高!固めに揚げてあってバリバリという食感がすごくいい。頭から尾までぜんぶ食べられますよ。添えてある塩は驚くほどしょっぱいのでちょっとだけで大丈夫。
身の部分はあっさり。やわらかくておいしいのですが、素晴らしいのは頭の部分。なんとも言えない苦味がたまりません!大人の味です♪
というわけで、大変おいしくいただきました。そばはいろいろと食べていますが、特においしいと思います。1月にリニューアルオープンしたばかりなので、まだ足を運んだことのない『通』も多いかもしれませんね。
紅葉の時期になると、さらにたくさんの方がいらっしゃるかと思います。混雑必死ですが並ぶだけの価値があります。ぜひ召し上がってみてくださいね!
(無料)足湯
そばの他にも魅力たっぷり。いつの間にか店外に足湯が誕生。無料です。
名物の水車もそうですが、こちらも初代の手作り。欲しいものは自分でつくっちゃうのがスゴイ。足湯にはこんな効能があるそうです。
- 現実逃避できます
- 雑踏に疲れた足を癒やします
- ヒステリー・冷やあせも
- 心の捻挫・心の湿疹
- 恋愛・夫婦の冷え性
- 茨城・奥久慈が好きになります
・・・奇跡が起きそう。
実際に試してみました。お湯なので真夏はかなりの暑さ。でも、気持ちいいのはたしかです。足に触れるツルツルの石も心地いい。秋から冬にかけての利用が楽しみです!
足湯を出て建物をつたって行くとこんなものが。奥久慈の耶馬渓を楽しめます。耶馬渓は大分県の渓谷。国指定の名勝ですね。
・・・絶景。そば道場はこの他にも袋田の滝、月待の滝、竜神峡大橋など奥久慈の名所を紹介しています。そばと一緒にぜひ、そちらも楽しんでください♪
アクセス
名称 | そば道場 久慈川翁 |
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住所 | 〒319-3102 茨城県常陸大宮市盛金1112 |
営業時間 | 11:00~16:00 ※そばがなくなり次第終了 |
駐車場 | あり |
交通手段 | 水郡線下小川駅より 徒歩20分、車5分 |
定休日 | 火曜日・第3水曜日 |
TEL | 0295-57-9333 |
喫煙 | 不可 |
Web | 公式サイト |
まとめ
そば道場 久慈川翁は常陸秋そばの銘店。そばをよりおいしくいただくために食べ方も教えてくれます。
こだわりの食べ方で楽しくお召し上がりください。
記事は筆者の主観が多分に含まれております。
誤解や情報が古くなっている場合があることをご了承ください。