旬の味なかむらの絶品あんこう鍋|大洗町

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wata

ども!いばらき観光マイスターのwata(@wata_ibamemo)です!

「東のあんこう、西のふぐ」はナイス語呂。地方を代表する高級魚という意味だと思います。

あんこうは茨城県で納豆と並ぶほどの名産品。実は大人になって知りました。高級品なので子どもの耳には入りにくいんですよね〜。

江戸時代、いまの茨城の中心にあった水戸藩はあんこうを将軍家に献上していました。大昔からの逸品だったんですね。県民はそれを身近に食べられるのですから幸せです。

今回は茨城の冬の味覚あんこう(鍋)とお店に予約するメリットをご紹介します。あんこうの本場は県北ですが、大洗も提供店が多く評判もGOOD!人気店でコースを注文しましたので、召し上がる参考になればうれしいです♪


参考
鮟鱇は献上品として用いられていたか国立国会図書館

旬の味なかむら

あんこう。深海魚らしく見た目はグロテスク。市場ではじめて見たときは思わず「げっ!?」

それでも味はたしか。骨以外すべて食べれちゃうのも面白くていいですよね。ぜひ勇気を出して挑戦して欲しいです。

あんこうを楽しむならあんこう鍋がいいでしょう。観光いばらきの『あんこういばらき』から引用します

あんこう鍋は、あんこうを主な具材とする鍋料理を指し、あんこうの七つ道具、野菜、スープ(割り下)を一緒に鍋に入れて煮込んだ料理のことを広く「あんこう鍋」と称します
あんこういばらき/観光いばらき

つまり、あんこうの魅力が詰まっています。それに寒い時期の鍋は最高ですから♪

大洗にはあんこう鍋を通常メニューとして提供しているお店がたくさんあります。入店していきなり食べれちゃう、ということです。

でも、食べるならやっぱり予約。旬の味 なかむらを例にメリットをご紹介します!

予約しよう

なかむら名刺

今回、いただいたのはあんこう鍋コース。料金は一人5000円(税別)。二人前から予約できます。

お昼に予約しましたが、昼鍋って意外と多いそうですよ。当日、わたしたち以外にもおられました。

注意

人気店は予約しないとそもそも入店が難しいので注意です

あんこう鍋コースは予約でしか食べられません。ふだん食べれないものをいただける。。予約のメリットですね!

予約はお伺いする1週間前にお電話でしました。時間、人数、料理(あんこう鍋コース)を伝えて、あとは当日お伺いするだけ。簡単です♪

wata

なかむらの電話番号は「029-266-2127」定休日の月曜日は通じないかも

なかむらへ入店

旬の味なかむら外観

なかむらはお家を改装したお店なので、外の電光掲示板がなければ普通の家。周囲を民家に囲まれていてまさに隠れ家的。正直、わかりにくい場所ですが、お店の近くに案内板があります見つけながらいきましょう。

店内では自分たちのテーブル以外は撮影しておりませんので大洗町観光協会のサイトをご覧ください。落ち着いた和風の造りとなっています。カウンターがあるのは面白いですね!


参考
旬の味なかむら~和食・日本料理と手打ち蕎麦の店~よかっぺ大洗

あんこう鍋コース

個室

入店して通されたのは、仕切られた予約用のお部屋。たくさんのお客さんで少々賑やかと思いきや、とても静かなので驚き。長居するのでのんびりできるのは嬉しい。。これも予約ならではの特典でしょう。

ドリンクを注文してしばらくすると料理が続々と運ばれてきました。

前菜

塩辛、コリコリした食感としょっぱさが最高!隣のたまごがとても甘いのでより刺激的。お昼でしたが「お酒飲みたい!」

お造り

続いてはお刺身!店主オススメのインドマグロ。たまりませんでした。。あっさりなのにとにかく味が濃い。

甘いイカにほんのり酸っぱいしめ鯖。味も食感もぜんぜん違っていて、楽しく食べられます♪

あんこう鍋

あんこう鍋

そしてあんこう鍋!ぐつぐつ煮立ってとてもいい香り。彩り豊かで食欲マシマシです!こちらは3人前のボリューム。

鍋はテーブルのコンロの上におかれますが、運ばれてすぐに食べられます。自分たちではなにもしません。厨房で完成させてくれるんです。さすが予約は違います!

なかむらのあんこう鍋はゆずをたっぷり効かせています。とっても香ばしい!基本的には味噌味ですが、印象的に残るのは間違いなくゆず。それにちょっとだけ辛味もありますね。

茨城のあんこうは美味しいですよ。身は白身魚のように淡白。あっさりで上品な味。でも、皮の部分はぷるぷるとゼリー状になっています。同じ魚だとは思えません!そして、なんといっても「アレ」がありますから。。

鍋はあんこうの他にも白菜、春菊、人参、しいたけなどのお野菜たっぷり。よーく煮られてスープを吸っています。箸が進みますよ!

鍋の後にはこちらも出てきました。

あん肝

あん肝!寒い時期、あんこうの肝は大きくなって美味しくなります。シーズン真っ盛りのあん肝。。まさにとろけるような食感。思わず「ナニコレ!」と声が出ます。あん肝好きな方はぜひ!

wata

冷たい海でとれるあんこうは身が引き締まって味もよいのだとか。茨城はあんこうがとれる地域で北部にあるので美味しいのです。
さわらと海老
デザートのようかん

絶品料理は続き、いよいよシメ。先ほどの鍋のスープを使った雑炊です。

雑炊1

雑炊2

問答無用の美味しさ。身体中ぽっかぽかです。

気がついたら2時間近く経過していました。昼間から地産地消を堪能しながらのんびり。とても幸せな時間でした。

アクセス

名称 旬の味なかむら
住所 茨城県東茨城郡大洗町五反田532
営業時間 11:30~14:00、17:00~23:00
駐車場 あり。約10台停められます。
ただし、駐車方法が特殊なので入店の際に確認しましょう。
定休日 月曜日
TEL・予約 029-266-2127
喫煙

まとめ

茨城はあんこうの名産地。シーズンは11月〜3月で主に県央から県北の海沿いの町で提供されます。

あんこう鍋はあんこうの『七つ道具』が詰まった絶品料理。店ごとの個性がでます。観光いばらきでも特集されていますので、クチコミや情報誌などを頼りに足を運んでみましょう。

あんこう料理は手間がかかります。本格的なお店で食べるなら、ぜひ予約してください。お値段は高めなものの満足度は高いですす。また、どぶ汁は予約でしか提供していないお店も多いです。