安産祈願の板橋不動尊とお犬不動尊の伝説(つくばみらい市)

安産や子育ての板橋いたばし不動尊へお参りしてきました♫

初詣が大混雑するとウワサの人気のお寺。干支がいぬだった2018年は特に大変だったそう。別名『お犬不動尊』ですからね。お寺に犬?それは不思議な伝説にちなんでいます。

なんどもお参りしていますが、境内では赤ちゃんを連れたご家族をよく見かけます。アクセスしやすい場所にあるので多くの方が訪れるのでしょう。

この記事では板橋不動尊の境内と白犬様の伝説をご紹介します!

板橋不動尊とは

板橋不動尊は茨城県つくばみらい市板橋にある真言宗 豊山派のお寺。『板橋不動尊』は通称。正式名称は清安山せいあんざん 不動院 願成寺がんじょうじです。

弘法大師(空海)が約1200年前に創建。ご本尊の不動明王は弘法大師自らが彫刻したといわれ、国指定の重要文化財となっています。

パンフレットによると関東三大不動尊に数えられています。成田山新勝寺なりたさん しんしょうじ高幡山金剛寺たかはたさん こんごうじは、古くから数えられているそうですが、板橋不動尊は。。

県民なら堂々と加えちゃいましょう!

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車だと谷和原ICか谷田部ICから10分ほど。駐車場は広いので快適にお参りできます♫
MEMO
板橋不動尊は北関東三十六不動尊霊場の三十六番目。結願のお寺です。

楼門

楼門ろうもんは茨城県指定有形文化財。見るからに立派なので納得。。

楼門(昭和49年に茨城県指定文化財)

楼門(昭和49年に茨城県指定文化財)

建てられたのは1700年。真っ赤、というよりも朱色ですね。とても美しいと思いますが、なぜこの色なのかな?と疑問だったので調べてみました。

簡単に言うと、むかしの人は朱色に魔除けの力を感じていました。朱色に使われる「丹」という原料には水銀が含まれているので、防虫・防腐効果があったんです。

困った虫を寄せ付けない、そして腐りにくい。それが、いつしか『魔除け』の意味に変わっていったと考えられます

科学的な理由を知らないと、色に不思議なチカラがあるように思いますよね!

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立派な門の”足”の部分には阿・吽の像が安置されています!つくばみらい市の指定有形文化財です。
参考 朱色株式会社神戸製鋼所

三重塔

三重塔(昭和35年に茨城県指定文化財)

三重塔(昭和35年に茨城県指定文化財)

楼門をくぐって右手側に見えるのが三重塔。こちらも茨城県指定有形文化財です。それにしても、大きい。。

五重塔は聞いたことありますが、三重塔はあまり耳にしませんね。もともとはお釈迦様の遺骨を納める建物だったそうです。いまはどのように使われているのでしょうか。

建てられたのは1772年。重機を使わずにこれだけの塔を立てるのはどれだけ大変だったか。きっと江戸時代の職人の研ぎ澄まされた感覚と技術があったんですね。

大本堂

大本堂(昭和40年に茨城県指定文化財)

大本堂(昭和40年に茨城県指定文化財)

板橋不動尊の大本堂です。もちろん茨城県指定有形文化財です。大本堂は1737年に建てられました。

屋根が2つありますね。二重屋根といいます。暑さや雨水を避けることができる伝統の技術。とても広くて大きい建物なので、元旦や年中行事で賑やかな様子が想像できます。

本堂前のお犬様

本堂前のお犬様

お堂の前には弘法大師(空海聖人)と二匹のお犬様の像があります。弘法大師があるということは真言宗であることを意味します。犬の像はとっても珍しいですよね。安産の象徴で後述する伝説とも関係があります。

足を運ぶ度にかぶっている帽子が違っているような。。参拝者から頂いているのでしょうか。可愛らしくて似合っています♫

【パンフレットから引用】不動明王と両童子(昭和25年に国指定重要文化)

【パンフレットから引用】不動明王と両童子(昭和25年に国指定重要文化)

大本堂には本尊の不動明王と両童子があります。国指定重要文化財です。不動明王はとても怖い顔をしていますが、それは一生懸命に祈る人を悪いものから守るため。優しいだけでは人を守れないというのは、仏の世界でも同じなのですね。。

本堂に掲げられた画

本堂に掲げられた画

本堂の内部に掲げられた画。不動さまの前でたくさんの女性が拝んでいます。昭和3年、女人講中、求子安産なども言葉も。。いまも昔も変わらない人々の想いが伝わってきます。

子安観音と子守こんがら童子

子安観音と子守こんがら童子

子安観音と子守こんがら童子

大本堂の右手前に子安観音子守こんがら童子があります。

子どもを優しく抱いた観音さま。健やかな成長を願う両親の想いが現れているようですね。身体をなでながらお祈りすると良いそうです。

その後ろに並んでいるのが子守こんがら童子。こけしの姿をしています。解説を引用します。

子守こんがら童子のこと

 当院の言い伝えによると、宍戸の藩主、松平公は世継ぎに恵まれず困ったいた所、当、板橋不動を信仰し熱心なお祈りにより男子が授かり立派に成長しそのお礼として現在の大本堂(県指定重要文化財)を寄進されました。
 このお人形さんはお不動さまのけんぞくの一人で「子守こんがら童子」と申します。
 赤ちゃんの初参りにお子様の無事成長をご祈祷し、子どもが常に災難から守られ、丈夫に育ちますよう記念し授与しました。
 子どもさんが成長して七才に成長のときに「願ほどき」に参詣し祈祷を受けられてここに納めます。
つくばみらい市 不動尊

さりげなく大本堂が建てられた経緯が書かれていました。。ずらりと並んだ童子たちは不動尊のありがたい歴史なんですね。

悩める妊婦を救った雌雄の白犬

楼門にある白犬の像

楼門にある白犬の像

板橋不動尊のもうひとつの名前が『お犬不動尊』。由来は以下のような民話で伝えられます。

江戸時代、いまのつくばみらい市の地には、難産のご婦人がたくさんいました。悲しくも親子共に亡くなってしまうことが何度もあったので、ご婦人は子どもを身ごもると不安な毎日を送るようになりました。

そんなある夜、村長むらおさの見る夢に、雄と雌の白い犬が現れて語りました。「わたしたちは板橋不動の使いです。板橋不動は女性たちが揃ってお参りをして護摩祈願をすれば、難産から救ってくれると言っています。」それを覚えていた村長は、翌日村人たちと協議して一同揃って不動尊のもとに訪れました。お参りと護摩祈願をして、夢に見た白い犬を奉納したところ、それ以降、難産で苦しむものは一人もいなくなったといいます。

お使いが『お犬』というのが面白いですよね!

護摩祈願の『護摩』では物を焼きます。焼かれると煙となって天に舞い上がり、供物として捧げられます。一緒にお祈りをすることで願い事も天に届くというわけです。主に真言宗や天台宗のような密教系の宗派でされています。

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出産に悩む女性たちの願いは、護摩祈願によって天に届いて救われたのです

御朱印

板橋不動尊の御朱印

板橋不動尊の御朱印

板橋不動尊の御朱印です。初穂料は300円。

北関東三十六不動尊霊場の三十六番目。結願の地であることがわかります。

板橋不動尊の納経帳

板橋不動尊の納経帳

こちらは納経帳。初穂料は1,500円でした。シンプルで落ち着いたデザインですね。紺色は好きなので特に素敵だと思います♫

アクセス

名称 清安山 不動院 願成寺(真言宗豊山派)
住所 茨城県つくばみらい市板橋2370-1
電話番号 0297-58-1014
駐車場 無料(300台)
交通機関 電車
●つくばエクスプレス   
【みらい平駅下車】車で約5分
【守谷駅下車】車で約10分
 バスで約20分(東口2番乗り場 緑ヶ丘団地行乗車 不動尊前下車)
●関東鉄道常総線
【守谷駅下車】車で約10分、
 バスで約20分(東口2番乗り場 緑ヶ丘団地行乗車 不動尊前下車)
●JR常磐線
【取手駅下車】バスで約35分(西口3番乗り場、谷田部車庫行き(筑波CC経由)乗車 不動尊前下車)
Webサイト 公式サイト
つくばみらい市観光協会内

駐車場

駐車場入口

駐車場入口

板橋不動尊は第1と第2の無料駐車場があります。入口は2箇所とも同じ。第1の奥に第2があります。

わかりにくいですが、写真のように交差点の中にありますので、十分気をつけてお越しください。

まとめ

板橋不動尊は茨城県つくばみらい市にある真言宗のお寺。正式名称は清安山 不動院 願成寺。
楼門、三重塔、大本堂が県の重要文化財に指定されています。

夢に出た白犬が悩める妊婦を助けた助けた伝説があり『お犬不動尊』とも呼ばれます。

ふだんから多くの参拝者が訪れる人気のお寺。
安産や子育て祈願などにオススメです。

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