2月17日(水)『うなぎ地蔵』(城里町)の記事を公開しました。次回更新は2月21日(水)の予定です。

古河の桃は日本一!古河総合公園で開催された豪快な桃まつり!(古河市)

桃の木1

先日、小町の館に行ったときに「桜かな〜」と見ていたものがあんずだと知って驚きました。ぜんぜん見分けがつかない!!誰かに聞かれたら、かっこよく正解したいものです。

3月から4月に咲く花って、形が似ているものが多いんですね。例えば、桃です。先日、古河市で日本一と言われる桃林を楽しんできたのですが・・・。梅、杏、桃、桜、それぞれの違いわかりますか?わたしはいまだに怪しいので勉強中です。

それはともかく、古河市の日本一の桃林です。桃林の場所は古河総合公園。約2,000本。5種類の桃が楽しめます。今年は3月18日〜4月5日まで『古河桃まつり』が開催されました。

残念ながらこのブログの更新日に桃まつりは終わってしまいます。でも、感動する美しさの桃林なので、行かれなかった方は、ぜひ来年足を運んで欲しいです。

第41回 古河桃まつり開催!

平日にお休みがありましたので、週末混んでいるであろう『古河桃まつり』に行ってきました。でも、子どもたちが春休みということもあって、家族で訪れる方が多かったですね〜。幸運にも、この日の開花状況が『満開』だったせいもあるでしょう!

桃まつり

桃とアブラナ2

桃の木のある道2

桃の木のある道1

桃の木と小川

桃の花とアブラナ3

桃は桜と比べると、花びらの色が濃くてズッシリしている印象です。緑色の葉があって、ちょっとワイルドな感じもします。じっくり見れば、とても個性があることがわかりますね!

桃をこんなにたくさん見るのは初めてです。じっくりゆっくり花を楽しみながらのお散歩。きれいな写真もたくさんとれたし、満足できる一日でした。

公園内は桃のほかにアブラナなどもあって、様々な色の花を楽しむことができます。小高い場所から公園を見渡せたり、小舟に乗れたり、きれいな小川が流れていたり。。。歩きまわって疲れるはずが、癒やされてしまう公園です。

桃の花とアブラナ4

桃の木1

桃の木2

ところで、古河に桃林が豊かなのは、面白い由来があります。公園内の立て札によると。。。

江戸時代、古河藩は薪の不足に困っていました。それを知った江戸に住む藩主・土井利勝どい としかつは、江戸市中の子どもたちに桃の種を集めさせて古河に送りました。桃は成長が早いので、その木を薪にしようと考えたのです。藩主のお陰でたくさんの桃が育ったので、江戸から明治時代にかけて、桃は古河藩の名物になりました。ところが、大正時代に桃林は感染症によって壊滅してしまいます・・・。

それからしばらくの年月が経ち、昭和50年に古河総合公園が開園することになりました。古河の古き良き時代を振り返りながら、新しい魅力を生み出すため、公園には約2000本の桃の木が植えられることになりました。

wata

というわけで、古河の桃が復活しました!明治時代まで、古河は春になると桜ではなく桃を楽しむ文化だったのでしょう。なんともユニークです

古河公方くぼう公園

古河公方の墓

古河総合公園は別名『古河公方公園』です。

MEMO
公方とは足利将軍家の一族が使っていた肩書です。公方は朝廷からも統治権を認められているので、たいへん立派な肩書です。古河公方は初代が足利成氏あしかが しげうじで、第5代・足利義氏あしかが よしうじまでの約130年間使われました。このお墓は(おそらく)足利義氏のお墓です。

桃が咲いているので、そちらに気を取られてしまいますが、むかしは近くに古河城がありました。藩主は将軍家の一族ということで、歴史的に重要な意味のある地だったのだと思います。おまつりと一緒に古河の歴史にも触れて楽しめました。

にない茶屋

公園の中心あたりで、面白いお店を見つけました。

桃とアブラナ1

上の写真では野点傘の周りにたくさんの人が座っています。(小さくてすみません)

ここは抹茶と和菓子を楽しめる『担い茶屋』です。担い茶屋とは、即席でお茶を楽しめるお店のことです。荷物を担いで移動する茶屋という意味だと思います。室町時代に流行ったそうです。いまでいうとイベントの出店のようなものでしょうか。

それまで庶民に馴染みのなかったお茶は、こうした気軽な雰囲気で広まっていきました。室町時代のことですから、きっと千利休も貢献されたことでしょう。お天気の良い日に、お外で抹茶とお菓子なんて素敵ですよね。

立派な野点傘

担い茶屋でお茶をたてる

茶菓子

お抹茶

せっかくなので、いただいてきました。

「召し上がるための作法はないので、気軽に味わってください」とのことです。上品な甘さの餡。抹茶のあっさりとした口当たり。たいへん結構なお味でした。おまつりには、美味しいものがたくさんありますけど、ここは一味違います。この場所、この雰囲気で楽しむお茶だから、格別です。

wata

桃まつり、梅や桜に負けないくらい素敵なイベントです。

メリナ・メルクーリ国際賞を受賞

古河総合公園は、日本だけでなく世界的に評価されています。それはメリナ・メルクーリ国際賞を受賞していることでわかります。

東屋

メリナ・メルクーリとは、ギリシャ人の女優のお名前です。1994年に73歳でなくなった方で、文化景観の保護と保護活動の促進を生涯に渡って続けていました。そのことが評価されて、ユネスコとギリシャが主催してこの賞を設けたのです。

では、どうして古河総合公園が受賞できたのでしょうか。理由を古河市のWebサイトから引用します。

 古河総合公園の受賞は、「東京近郊にあり開発圧力に耐えた」との総括評価のほか、「消滅沼(御所沼)の復元による自然と文化の再生」、「自然と人間との多様な接触を表現したデザイン」、「四季折々の自然に親しむ市民の営み」の3点が高く評価されたものです。ユネスコ メリナ・メルクーリ国際賞

土地の歴史や自然を大切にしていて、それを活用した催しが継続的にされていることがポイントなんですね。たしかに、美しいだけじゃなくて、古河ならではの歴史や伝統を感じます。それを大勢の方が楽しんでいますので、納得の受賞です♪

おまけ

羽を広げた孔雀

孔雀がいました!まったく知りませんので、びっくりです。孔雀はサービス精神が旺盛で、羽を広げたまま観客の前を歩いてくれました。カメラ目線、バッチリいただきました♪

アクセス

名称 古河総合公園(古河公方公園)
住所 〒306-0041 茨城県古河市鴻巣399ー1
Webサイト http://www.koga-kousya.or.jp/koga-park/
駐車場 あり