【2019年版】日本一の古河桃まつり(古河市)

茨城の桃といえば古河桃まつり。今年もスタートしました!

2019年の開催期間は3月20日(水)から4月5日(金)まで。会場は古河公方公園(古河総合公園)です。料金は無料!無料駐車場とあわせるとタダで素晴らしい景観を楽しめてしまうという。。

いつ頃行くのがいいか迷いますよね。開花状況は公式サイトと古河桃むすめのTwitterで発表していますのでチェックしておきましょう。(3月25日に見頃となりました)

第42回 古河桃まつり開催!

午前中から混雑

午前中から混雑

古河桃まつりの会場は古河市の古河総合公園(古河公方公園)毎年3月下旬〜4月上旬に開催されますが、その年によって見頃が異なります。冒頭のサイトはしっかりチェックしておきましょう。

古河市の桃林は日本一です。約1,500本。5種類の桃を楽しめます。花見といえば桜ですが、桃は桜と比べると花びらの色が濃くてズッシリしている印象。緑色の葉があって、ちょっとワイルドな感じもしますね。

鮮やかな桃林

鮮やかな桃林

桃をこんなにたくさん見るのは初めてです。じっくりゆっくり花を楽しみながらのお散歩。きれいな写真もたくさんとれたし、満足できる一日でした。

桃とアブラナ2

公園内は桃のほかにアブラナなどもあって、彩りを楽しむことができます。小高い場所から公園を見渡せたり、小舟に乗れたり、きれいな小川が流れていたり。。歩きまわって疲れるはずが、癒やされてしまう公園です。

古河に桃林が豊かなのは、面白い由来があります。公園内の立て札を引用します。

江戸時代、古河藩は薪の不足に困っていました。それを知った江戸に住む藩主・土井利勝どい としかつは、江戸市中の子どもたちに桃の種を集めさせて古河に送りました。桃は成長が早いので、その木を薪にしようと考えたのです。藩主のお陰でたくさんの桃が育ったので、江戸から明治時代にかけて、桃は古河藩の名物になりました。ところが、大正時代に桃林は感染症によって壊滅してしまいます・・・。

それからしばらくの年月が経ち、昭和50年に古河総合公園が開園することになりました。古河の古き良き時代を振り返りながら、新しい魅力を生み出すため、公園には約2000本の桃の木が植えられることになりました。

wata

というわけで、古河の桃が復活しました!明治時代まで、古河は春になると桜ではなく桃を楽しむ文化だったのでしょう。なんともユニークです

古河公方園

古河公方の墓

もうひとつ古河の歴史に触れておきましょう。古河総合公園は別名古河公方くぼう公園です。

MEMO
公方とは足利将軍家の一族が使っていた肩書。公方は朝廷からも統治権を認められていました。古河公方は初代が足利成氏あしかが しげうじ。第5代・足利義氏あしかが よしうじまで約130年間使われました。このお墓は(おそらく)足利義氏のお墓です。

桃が咲いているので、そちらに気を取られてしまいますが、むかしは近くに古河城がありました。藩主は将軍家の一族ということで、歴史的に重要な意味のある地だったのだと思います。おまつりと一緒に古河の歴史にも触れて楽しめました。

公園内には虚空蔵菩薩堂と浅間神社もあります。ご一緒にどうぞ。

担い茶屋

桃とアブラナ1

公園の中心あたりで、面白いお店を見つけました。野点傘の周りにたくさんの人が座っています。(小さくてすみません)

ここは抹茶と和菓子を楽しめるにない茶屋。担い茶屋は、即席でお茶を楽しめるお店のこと。荷物を担いで移動する茶屋という意味かな?室町時代に流行ったそうです。いまでいう出店のようなものでしょうか。

それまで庶民に馴染みのなかったお茶は、こうした気軽な雰囲気で広まっていきました。室町時代のことですから、きっと千利休も貢献されたことでしょう。お天気の良い日に、お外で抹茶とお菓子なんて素敵ですよね。

担い茶屋でお茶をたてる
茶菓子
お抹茶

「召し上がるための作法はないので、気軽に味わってください」とのことです。上品な甘さの餡。抹茶のあっさりとした口当たり。たいへん結構なお味でした。おまつりには、美味しいものがたくさんありますけど、ここは一味違います。この場所、この雰囲気で楽しむお茶だから、格別です。

wata

桃まつり、梅や桜に負けないくらい素敵なイベントです。

メリナ・メルクーリ国際賞

大賀蓮池と桃林

大賀蓮池と桃林

古河総合公園は、世界的な評価も受けています。それはメリナ・メルクーリ国際賞を受賞していることでわかります。

メリナ・メルクーリとは、ギリシャ人の女優のお名前です。1994年に73歳でなくなった方で、文化景観の保護と保護活動の促進を生涯に渡って続けていました。そのことが評価されて、ユネスコとギリシャが主催してこの賞を設けたのです。

でどうして古河総合公園が受賞できたのでしょうか。古河市のWebサイトから引用します。

 古河総合公園の受賞は、「東京近郊にあり開発圧力に耐えた」との総括評価のほか、「消滅沼(御所沼)の復元による自然と文化の再生」、「自然と人間との多様な接触を表現したデザイン」、「四季折々の自然に親しむ市民の営み」の3点が高く評価されたものです。ユネスコ メリナ・メルクーリ国際賞

土地の歴史や自然を大切にしていて、それを活用した催しが継続的にされていることがポイントなんですね。たしかに、美しいだけじゃなくて、古河ならではの歴史や伝統を感じます。それを大勢の方が楽しんでいますので、納得の受賞です♪

会場アクセス

名称古河総合公園(古河公方公園)
住所茨城県古河市鴻巣399-1
Webサイト古河公方公園
古河桃まつり特設ページ
駐車場有料(500円)、無料共にあり。
無料は以下に別途掲載します。

無料駐車場

古河市観光協会の情報を元に無料駐車場を紹介します。掲載するのは住所が確認できたものだけです。

古河市サッカー場駐車場

住所茨城県古河市駒ケ崎44
台数50台
距離徒歩10分
使用可能3月20日〜4月5日
※ただし、3月23日(土)〜24日(日)は花桃ウォークのため使用困難

三桜工業社員駐車場

住所茨城県古河市鴻巣728-2
台数80台
距離徒歩15分
使用可能3月23日(土)、3月24日(日)、3月30日(土)、3月31日(日)、

市民球場駐車場

住所茨城県古河市駒ケ崎19
使用可能3月20日〜4月5日

古河市役所(古河庁舎)駐車場

住所茨城県古河市長谷町38-18
台数80台
徒歩15分
使用可能3月21日(水)、3月23日(土)、3月24日(日)、3月30日(土)、3月31日(日)

古河市役所(古河地区古河福祉の森)駐車場

住所茨城県古河市新久田271-1
台数50台
距離15分
使用可能3月21日(水)、3月23日(土)、3月24日(日)、3月30日(土)、3月31日(日)

古河商工会議所駐車場

住所茨城県古河市鴻巣1189-4
台数30台
距離徒歩10分
使用可能3月21日(水)、3月23日(土)、3月24日(日)、3月30日(土)、3月31日(日)

臨時バス

車が非常に混雑するため、鉄道の利用をオススメします。古河駅(西口)から出ている臨時バスはわずか15分ほどで会場に到着するそうです。土日祝はダイヤを増やしてあります♪

なお、料金はおとな180円、子ども90円です。歩くと40分程の距離なので助かりますね。

参考 臨時バス時刻表古河市観光協会

まとめ

お花見

お花見

古河桃まつりは、約1,500本の桃を楽しめるおまつり。毎年、3月下旬から4月上旬にかけて開催されます。

今年は3月20日〜4月5日まで開催。満開になるのは3月の終わり頃です。ただし、週末は非常に混雑します。無料駐車場もありますが、鉄道と臨時バスをオススメします。

花見といえば桜ですが、それにも負けない魅力が桃にはあります。ぜひ、古河市に足を運んでみてください。

関係報道
2019年6月7日 読売新聞…古河のハナモモでミスト 市が開発