田園風景と楽しむ牛久市観光アヤメ園|牛久市

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wata

ども!いばらき観光マイスターのwata(@wata_ibamemo)です!

牛久市の牛久市観光アヤメ園が見頃を迎えています。

名前に観光とありますが、どれくらいの方がご存知でしょうか。決して規模が大きいわけじゃないので知る人ぞ知る場所かも。

情報少なめですが、のんびりと過ごせるステキなスポットです。例年の見頃は6月中旬。下旬になると遅咲きの品種が咲きます。

牛久駅から車で10分少々。シーズンになったらぜひお立ち寄りください♪

MEMO

開花状況は観光協会のサイトでご確認ください。

牛久市観光アヤメ園

牛久市観光アヤメ園入り口

牛久市観光アヤメ園は、牛久沼から流れる稲荷川沿いにあります。カーナビを使うなら、目的地を『三日月橋学習センター』にセットすると行きやすいです。

観光協会のWebサイトから紹介文を引用します。

 総面積8,000㎡の敷地に約200品種、2万本のアヤメ・花菖蒲・カキツバタがあり、紫、白、黄色と色とりどりに咲く花の魅力を楽しむことができます。
 花菖蒲は例年6月初旬頃から早咲き系の品種が開花し、中旬頃に一番の見頃迎え、下旬ごろに遅咲き系の品種が終わるまでの約一ヶ月間楽しんで頂く事ができます。
 また、市営の公園なので時間を気にせず自由に見学していただくことができます。
牛久市観光アヤメ園の紹介/牛久市観光協会

面積や品種、アヤメの数で規模を想像するのは難しいですよね。有名な潮来あやめ園は、面積約1.3haで品種が500、数は100万本です。それと比較するとコンパクト。でも、潮来とは違った魅力があります!

駐車場は広いので停められないことはないと思います。園内は特に仕切りがありませんので、時間を気にせず訪れることができます。ただし、園内の足元は柔らかい土なので暗い時間は避けたほうがよいでしょう。

アヤメの開花状況は市役所に問い合わせると教えてくれます。(平日限定)電話番号は029-871-2111。代表番号につながるので、内線番号(1521〜1523)を伝えるか商工観光課につないで貰えば大丈夫です!(午前8時30分〜午後5時まで)

入場無料、駐車場も無料。出入り自由♪期間限定なのでお見逃しなく!

牛久市観光アヤメ園6

牛久市観光アヤメ園3

牛久市観光アヤメ園1

牛久市観光アヤメ園4

潮来のあやめ園は町中にありますが、こちらは郊外で田んぼに囲まれています。いまの時期は田植えが終わって、整然とした稲があります。鮮やかな緑と透き通った水で気分はリフレッシュ。アヤメもきれいですが、素敵な田園風景があるのは牛久だけです♪

色鮮やかな花たち

あじさい

『あじさい』や『デイリー・リリー』など、他にも鮮やかな花が咲いていました。とてもきれいに咲いていたので、アヤメ以外もアリですね♪

園の管理について

アヤメ園のお手入れは『NPO法人 うしく里山の会』がされています。この日、うしく里山の会の『のぼり』を見かけました。会のWebサイトには以下の説明があります。

アヤメ園管理業務
市のワインビレッジ構想「水と緑のネットワーク」の起点となる牛久沼に面した貴重な水辺空間の自然生態系の復活と、荒廃したアヤメ園を再生を目的としています。

荒廃したアヤメ園・・・ここは、もともと放置されていた地なのでしょうか。いまの景観になったのは、こうした活動のおかげなのですね!

アヤメ園は昭和60年に創設されたのですが、充分なお手入れがされていませんでした。12年前から『NPO法人 うしく里山の会』が管理をはじめて、いまの景観があります。

アヤメの株分けをしたり、井戸水を引き入れたり・・・詳しくは、牛久市のインターネット情報番組『ちゃんみよtv』で知ることが出来ます!

牛久沼と稲荷川

稲荷川とかっぱの石像

牛久といえば牛久沼。『牛食う沼』の伝説があるユニークな沼です。(写真の奥に広がっているのが牛久沼です)

その牛久沼から流れているのが稲荷川です。とても立派な川でアヤメ園からその景観を楽しむことができます。稲荷は「稲が成る」が由来のたいへん縁起のいい言葉です。周辺では稲荷川と同じ水で稲を育てています。

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稲荷川には三日月橋がかかっています。写真は橋の上から撮ったもので奥にかすかに見える鉄塔や町は龍ケ崎の町です♪

牛久と河童

あやめとかっぱの石像

アヤメ園や三日月橋には、河童かっぱの像があります。ご存知の方が多いと思いますが、牛久は河童の町。(市のマスコット・キューちゃんも河童です!)古い伝承に河童がいますし、なにより郷土の日本画家・小川芋銭うせんが好んで描いていました。芋銭のことは改めてご紹介しますが、横山大観に認められた日本を代表する画家です。

芋銭は上京しましたが、生涯のほとんどを牛久で過ごしました。農村風景が好きで、晩年は牛久沼のほとりに住まいを兼ねたアトリエを建てています。きっとそこから見る風景が一番好きだったのでしょう。

そのアトリエは雲魚亭うんぎょていといいます。場所はアヤメ園から歩いて10分ほどで、住所も同じ城中町です。つまり、アヤメ園の周辺りや牛久沼、稲荷川の風景は小川芋銭が最期まで好きだったものです。そう考えて見直してみると、この地がもっと素敵に思えませんか?

アクセス

名称牛久市観光アヤメ園
住所茨城県牛久市庄兵衛新田町210-3
(正式住所だとカーナビが正しく誘導されない可能性が高いので『三日月橋学習センター』にしてあります)
Web牛久市観光協会内
駐車場あり
公共機関牛久駅(西口)から路線バスあり
路線コミュニティバス
※最寄りの三日月橋学習センターが目的地です
定休日なし

まとめ

牛久市観光アヤメ園の見頃は6月中旬。入園料と駐車場は無料。自由に出入りできます。

車が便利ですが、市内の路線バスで訪れることもできます。開花状況は市役所で教えてくれますが、平日だけなのでご注意ください。